▼中国市場ウォッチ/
将来のインフレの芽を撒く「巨額の外貨準備」
東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo Securities Co.,Ltd.)は6日、中国経済の見通しについて、「中国、引き締め政策のジレンマ」と題して次のように語った――。
中国人民元が、1ドル7.94元を割り、元の上昇ペースが速まっている。
この8日、APEC財務相会合に出席するために米国のポールソン財務長官がハノイを訪れるが、改善が進まない米中不均衡を前に中国に人民元切り上げ圧力がかかる、との思惑が広がっている。
実際、中国は引締めに手を焼いている。中国の問題意識は、投資中心の高成長が、環境汚染の問題を深刻化させているほか、対米貿易黒字を拡大させ、米国の不満を高めていることにある。このため、金融引締め策と、人民元の緩やかな切り上げで対応しているが、ここまでは目に見えた成果が上がっていない。ここには多くの問題、矛盾があるためだ。
▼今日の株価予想/
16,159円まで下げると、調整色が一段と強まりそう
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
本日の東京市場では、売りが先行しそうだ。
昨日の米国株式市場でとりわけハイテク株が売られたことは、東京市場でも上値を押さえる材料になる。さらに昨日からは週末の9月限先物・オプションのSQを意識して、市場参加者が次第に神経質になっていることも買い手控えを誘いそうだ。とはいえ、これらも積極的な売り材料とまでは言えず、また中間決算への期待もあり、引き続き押し目では買いが入りやすい。そのため、本日は、週初の急騰後の利益の確定売りをこなしながら、下値を探る動きになりそうだ。
テクニカル分析
昨日の日経平均株価は反落となった。9月4日、5日の安値15280円を下回ったことで、8月28日の安値15745円からの上昇は9月4日の高値16414円で天井を打ち、現状はその調整局面と見られる。ただ、昨日の終値は過去2日の安値を上回ったことから、保ち合いの形での調整とも見られる。下値のサポートとしては、先月半ばからのもみあいゾーンの上限がある16200円台前半。昨日の安値も16245円と、ここで下げ止まった。ただし、ここをブレイクすると15745円~16414円までの上昇幅の38.2%押しとなる16159円が下値の目途。しかし、ここまで下げると、9月1日の高値16158円からのマドを埋める形になり、調整色が一段と強まりそうだ。
一方、上値の節目は直近では16350円水準。ここは、4日終値16358円、5日始値16357円、そして昨日の始値16350円などまとまった商いができた株価である。ただし、ここを上回り5日高値16403円を上回れば、あらためて上値追いになりそうだ。その場合のターゲットは心理的な節目の16500円、そして16414円~16245円の下落に対する倍返しとなる16580円がある。
話題の銘柄
積水ハウス(1928)/賃貸アパートの受注拡大受け業績予想を上方修正
2006年7月期上期決算発表を受け、メリルでは今2007年1月期以降の業績予想を上方修正。「背景は、賃貸アパートの受注が上期で+19%と想定以上の拡大を評価。戸建住宅の上期受注は+2.2%、ビル売却の動向などは想定通り。賃貸アパートの受注は地主から当社が請け負い、完成後の建物管理を当社の100%子会社の積和不動産が顧客の79%から受託している。当社の収益の柱は戸建住宅とのイメージが強いが、賃貸アパートの工事は販管費が少なく、営業利益段階では戸建住宅並みの営業利益と推定される収益部門。アパートの価格設定の見直し、積和不動産の連携強化などが受注拡大の背景」と指摘。今2007年1月期連結営業利益を従来予想980億円(EPS76.2円)から1150億円(EPS88.8円)へ、来2008年1月期同1060億円(EPS83.2円)から1230億円(EPS94.5円)へ、2009年1月期同1140億円(EPS87.4円)から1290億円(EPS98.7円)へ増額。投資評価「買い」を継続、目標株価を従来の1900円から2100円へ引き上げた。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼Net Investor/売買人気15銘柄中トップ銘柄
【6日】売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は6日(水)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
同日分の日次データは以下の通り――。
●東証IPO銘柄
▼株式会社ランドビジネス (8944)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200609/9landbusiness.html
当社は、都心の商業ビルへの不動産投資を主力事業とする総合不動産会社です。不動産が持つ本質の一つである金融資産という側面がクローズアップされてきた現況下においても、金融商品としての源泉を追求するだけでなく、実物的側面を重視した経営を行っております。創業以来、「都市にヨーロッパの光と風」をデザインコンセプトに据え、「長期に亘り社会を支える安全で美しい建物づくり」を経営理念として掲げながら、更なるデザイン力と品質管理の強化を図ってまいります。
同社ホームページ http://www.lbca.co.jp/
▼為替&株価予想/
ドル円=調整による円高の動きも月~火で終了
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
昨日はアメリカの指標がやや強い数字を2連発で示したので、ドルしっかりという展開になっています。それに伴うように、調整で円高になっていた動きも月・火で終わり、じわじわ戻りつつあります。喉元過ぎれば暑さを忘れる。相場の常です。
<株価下落=ミニ日経発のSQに向けての手仕舞いの思惑も一因?>
日経株式のほうは、ミニができて初めてのSQを週末に向かえます。
どういう動きをするのか楽しみです。昨日、今日はそれに向けての手仕舞いの思惑から下げているというのも原因なのでしょう。
▼今日の長期金利/
昨日の欧米債安を受け、強含みにもみ合うと見る
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝7:30、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。
<予想レンジ>
・ 長期金利(#282)1.710%~1.735%
・ 債券先物(9月限) 134.30円~134.60円
<シナリオ>
長期金利は、昨日の欧米債安を受けて強含みにもみ合う。ただ、最終売買日を明日に控えた債券先物9月限の買い戻し圧力と、このところのフラットニングの手口によって、昨日の米長期金利と同様、上げ渋る。
債券先物チャート
9月限の日足は、転換線(昨日:134.44円)に支えられる格好で陽線を立て、
前日の十字線風の小幅陽線を包んだ。
▼今日の債券相場/
明日の日銀総裁会見を控え、下押し後もみ合う?
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント …下押し後もみ合うと見る
底堅かった昨日の相場に対してLIFFE は下落。米株安だが債券も小幅安。先物は限月交替前の買い戻し圧力が残る。好悪材料が交錯する中、明日の日銀総裁会見を控え(今日から金融政策決定会合)、相場は下押し後もみ合うと見る。カーブは若干のフラット化継続を予想。(AM6:33、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限) : 134 円29 銭 ~ 134 円55 銭
最近の債券相場トピックス(5)
【「CPI ショック」を喜んでばかりいられない】
「CPI ショック」で世界は一変した。
それは今年度中の利上げを否定する筆者にとって心強い援軍である。その後、弱めの鉱工業生産というフォローもあった。しかし、利上げなしを織り込んだ国債利回りは、「2年0.60%、5年1.10%、10 年1.60%、20 年2.00%」と想定していた。今の時間帯、また、この程度の材料でそれが概ね実現する(より正確には、2年は0.610%、5年が1.10%を割り込み、10 年は1.60%タッチ。20 年のみが距離あり)のはやはり時期尚早だろう。
▼NY金相場予想/
金上昇の主要材料に躍り出た「ドル相場下落」
エース交易ホームトレード部の陳晁熙(チン・チョウキ)さん(Chen Chaur-Shi)は6日、金先物相場について、「秋高相場へ」として概ね次のようにコメントした――。
<米国のファンド資金、インドの実需買い・・・>
レイバーデイの3連休明けのNY金相場は急反発し、中心限月12月限は目先の上値抵抗線である640ドルをブレイクして、646.9ルと、前週末終値(632.6ドル)比で14.3ドルで引けた。同日のNY原油相場は、ドライブシーズンが終わり、需要減退との見方から3ヶ月ぶりの安値をつけたが、このような状況での急伸なだけに、金独自の材料がこれから注目される可能性が出てきた。
米国では連休が終わり、ファンド資金が一斉に動き出したことが予想される。アジア市場では、秋の現物需要をにらんだ実需、特にインドの買いが活発化してきている。例年、秋から年末に需要が活発化するが、現況の金価格は底値との判断から買いが入ったのだろう。8月の弱気相場で、ショートに傾いていた向きも買戻しに入り一段高になった。
<ドル下落を補う形で、金上昇が予想される>
これから、ドル相場の動向が金相場に最も大きな影響を与えるだろう。
ニュース・チェック
★午前の東京市場=株価は、米株下落とSQへの警戒感から大幅下落
今日午前の東京株式市場は米国株の下落と週末のSQへの警戒感から大幅下落となった。日経平均 が終値で前日比-273.41円安の16010.68円、またTOPIXも同-26.10安の1616.72、JASADAQ指数は同-0.35安の94.15となった。全銘柄中で値上がり率上位3銘柄はメディアクリエイト(東証マザーズサービス業 2451)、ミサワホーム北日本(JQ建設業 1748)、 関東つくば銀行(東証1部銀行業 8338)。またドル円相場は116.73-116.78円前後で推移、ユーロ円は149.66-149.71円前後で推移している。
★カブドットコム証券=金融機関初、ドコモiチャネル向けに「kabu.comチャネル」提供
カブドットコム証券株式会社(8703)は、株式会社NTTドコモの情報プッシュ型配信サービスiチャネル向けに金融機関で初めて、日経平均などの株価指数や同社株価、市況や株式ニュース等を配信する「kabu.comチャネル」を、9月11日(月)より無料で提供開始する。また、9月15日(金)からの夜間取引市場「kabu.comPTS」サービスの開始以降、提供情報を拡充し、PTSでの当社株価や夜間の市況なども配信する予定と言う。http://kabu.com/company/pressrelease/20060907.asp
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
松下電器産業株式会社(6752)
□ホームシアター用液晶プロジェクター TH-AX100 を発売
http://ccml.panasonic.co.jp/p/c.do?fC_2DF_1a_kqp
ソニー株式会社(6758)
■アニュアルレポート2006(2006年3月期)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/ar/2006/index.html
※冊子は9月下旬に発行する予定です。以下URLよりご請求ください。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/financial/ar/requst.html
■ 特集 α: ソニーのデジタル一眼レフカメラ
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/sonyf/alpha/index.html
■Sony Computer Entertainment Europe Announces New March 2007
date for European Launch of PLAYSTATION 3(英語のみ)
http://www.scee.presscentre.com/Content/Detail.asp?ReleaseID=4268&NewsAreaID=
<ご参考> PLAYSTATION 3 2007年3月 欧州で発売
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/news/qfhh7c00000aktkj-att/qfhh7c00000aktlt.pdf
「ロケーションフリー」新商品 発売
「MPEG-4 AVC」採用でより高画質を実現初期設定も2ステップで完了
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200609/06-0906/
株式会社デンソー(6902)
デンソー、「CSRレポート2006」を発行
デンソーは、本日、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)
の考え方や取り組みをまとめた「CSRレポート2006」を発行しました。
http://www.denso.co.jp/ja/newsreleases/060906-01.html
株式会社サイバーエージェント(4751)
「Ameba(アメブロ)」、モバイルサービス「Amebaモバイル」を拡張 携帯電話でのブログ利用を促進
http://www.cyberagent.co.jp/

