■主要閣僚の評価基準(2)/
経済財政政策大臣=中期的な成長率の引上げを主導
本日午後の衆参両院の本会議で安倍晋三自民党総裁が首相に指名され、組閣を行う予定。
クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、前回に続き、主要閣僚の評価基準として「次期経済財政政策大臣に求められる役割」について、次のような見解を示した――。
ポイント:
今夕に発足予定の安倍政権の評価は、主要経済閣僚が、それぞれ要求される資質に照らして十分に適切な人材であるのか、という判断基準に則って行う必要がある。向こう1~2 年を展望した場合、主要な政策課題がどのようなものになるかを予想した上で、主要経済閣僚ポストに要求される資質を見極めることが重要なのである。第1 回は財務大臣を対象とした(9 月21 日の日本経済アドバイザーを参照)が、第2 回の今日は経済財政政策担当大臣を扱う。
▼株式相場予想/
10-12月期=収益拡大への確信高まり強気相場へ
大和総研・投資戦略部チーフ・ストラテジストの三宅 一弘さん(Daiwa Institute of Research Ltd. DIR)は、年末に向けての株式相場について「06 年10~12 月期以降、日本株は業績相場の色彩が強まると予想する」と予想して次のように語った――。
国内面での支援材料は、期を追うごとに業績上方修正が進む形で収益拡大に対する確信度が高まるとみられる点。強弱感が対立する米国経済や米国株に関しては、米経済のソフトランディングと利上げ打ち止めの可能性が高まり、米国株が上放れに進むケースでは日本株上昇に弾みがつくと考えられる。
▼今週の株式相場/
需給の一時的悪化背景に、調整局面が続く
新光証券エクイティ情報部エクイティストラテジストの瀬川剛さん(Tsuyoshi Segawa / Equity Strategist, Shinko Securities Co., Ltd.)は25日、今週の株式相場について次のようにコメントした――。
今週の東京市場は①イベント、②経済指標など材料豊富な週ながら、その内容の如何に拘らず、③需給の一時的な悪化を背景とした調整局面が続くと予想する。米国でも今週は経済指標の発表が目白押しで、ハードランディング懸念が再浮上している状況下では強めの指標を素直に好感するという、従前とは異なる反応となろうが、こうした懸念の払拭には幾分の時間を要すると考えられ④米国株式は揉み合い程度の動きに留まろう。日本における今週最大の注目点は⑤新内閣の顔ぶれ、取り分け主要閣僚の人選ということになろう。
今週の予想レンジは日経平均で15300~15800 円。
(注)上記コメントは基本的に原文どおりですが、冒頭の文章、タイトル、小見出しなど、一部編集してあります。
▼今日の株価予想/
ハイテクセクターがまずは相場をリードする、と予想
T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。
本日の東京市場は買い先行になりそうだ。米国株式市場ではハイテク株が堅調だったこともあり、このセクターがまずは相場をリードするだろう。また、実質下半期入りということもあり、機関投資家からの新規資金の流入への思惑も下値を支える。さらに、人事を通して新内閣でも改革が推進されるとの期待が強まり始めていることも、押し目での買いを誘う。そのため、本日の相場は戻りを試す動きになりそうだ。
テクニカル分析
昨日の日経平均株価はわずかに続落。朝方は15513円まで下落したことで、目先で見ても先週初の高値16096円からの下落トレンドは続いている。現状を7月の安値14437円(7月18日)~今月の高値16414円(9月4日)までの上昇に対する調整と見ると、その50%押しが15420円。また、9月前半の下落幅(9月4日高値16414円~9月12日安値15675円)である約740円を、先週の高値16096円(19日)から差し引くと15350円。したがって、昨日は心理的な節目の15500円を前に反発したが、仮にここをブレイクしても、15400円前後が下値のサポートになりそうだ。なお、昨日も終値では100日移動平均線15603円を上回る水準を維持。株価が同移動平均線を上回った8月16日以降は、このラインが下値支持線になってきたが、昨日もこのパターンは維持された。そのため、あらためて値固めから昨日の高値15691円を上回れば、9月19日安値15867円~9月21日の高値15859円のマド埋めが次のターゲットになる。
話題の銘柄
カカクコム(2371)/収益成長が可能な数少ない企業、目標株価600000円
ゴールドマンでは、「同社は、『価格.com』のメディアに蓄積された価格・商品情報から構成されるデータベースとCGM、広告の組み合わせにより、定量情報・定性情報の両方を扱う収益化の仕組みを確立させる数少ない企業である。今後は『価格.com』というメディアから、利用者の購買支援を行うショッピングポータルに進化することで、様々なロングテール(情報掲載する企業、取扱商品、クチコミ・商品レビュー情報など)を扱う有力なマーケティングチャネルとして位置付けられる企業になると考える」と指摘。今2007年3月期連結営業利益16.6億円(EPS6777.3円)、来2008年3月期28.1億円(EPS11363.1円)、2009年3月期40.5億円(EPS16585.9円)を予想。中期DCFモデルにより今後12ヵ月の目標株価を600000円に設定。レーティング「買い」、強い買い推奨リストに採用し、新規カバレッジを開始した。
トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/
▼Net Investor/売買人気15銘柄中トップ銘柄
【25日】売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は25日(月)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
同日分の日次データは以下の通り――。
●東証IPO銘柄
▼株式会社ネクスト(2120)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200610/10next.html
不動産情報ポータルサイト「HOME’S」を運営する株式会社ネクストは、“人と住まいのベストマッチングを図る”ことを理念に、より使いやすく、便利で、一人ひとりに最適な不動産情報のポータルサイトとして、さらなるコンテンツの充実とユーザー満足度の向上に努めています。また、その社名の通り、絶えず住まいや暮らしの“次“を視野に置き、情報インフラとしての「暮らしのワンストップサービス」の確立を目指しています。
同社ホームページ http://www.next-group.jp/
▼米経済とドル円予想/
米経済指標次第では、短期的に一段のドル安進行も
8月のフィラデルフィア連銀景況感指数が予想外に悪化したことをきっかけに、
ドル/円レートは116円台前半まで下落、その後も上値の重い展開が続いている。
クレディ・スイス証券、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、市場の焦点は、政治的リスクから米経済のファンダメンタルズ・リスクへとシフトしているとして、「今後発表される米経済指標次第では、短期的には一段とドル安が進む可能性も出てきたことは否定できない」と語る。そうした状況下、同社米経済調査部は、第3四半期の成長率予想を下方修正した。
その上で、小笠原さんは次のようにコメントした――。
米経済成長率の下方修正とインフレ沈下の見通しは、中長期的なドル/円相場の見通しに対して、どのような影響を与えるのだろうか。基本的には、現在のところ当社の中期的なドル/円見通しに変更はない。引き続き向こう3ヶ月後を118円、12 ヵ月後を120 円と予想している。
▼為替相場予想/
ユーロ円の影響力が強いために気になる「クセ」
元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
2006年09月26日【マーケット・コメント】
---ユーロ/円が、148円台ミドルに下落---
昨日(9月25日)、週明け月曜の東京市場のドル/円(USD/JPY)は、116円台ミドル---[116.50-60]レベル---でオープン。
---東京市場のオープン(寄り付き)は、東京時間午前9:00。---
先週末のニューヨーク市場では、結局、[116.00]のサポートが守られたことから、小さな「ショート・スクイズ」を起こし、[116.50]アラウンドでクローズを迎えた。
そういった流れを受けての寄り付き。
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昨日(9月25日)の東京市場では、小動きながらも、116円台ミドルから、116円台前半に、ドルが売られる展開。
東京市場の夕方に、[116.10-15]レベルの安値を見るも、「防戦的なドル買い」が出て、反発。
ロンドン市場の朝方に116円台ミドルまで戻した。
ロンドン市場、ニューヨーク市場は、[116.50]を挟んでの持ち合い。
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昨日(9月25日)のユーロ/円(EUR/JPY)は、東京市場では、[149.00]アラウンドでの持ち合いだったが、ヨーロッパ勢が参入する時間帯になると、「ユーロ売り円買い」が出た。
ニューヨーク市場では、[148.50]を割り込んでいる。
チャートでは、ネック・ラインは、[148.00]アラウンド。
別に、[148.50]が、チャート・ポイントという訳でもない。
チャート・ポイントと言うならば、ネック・ラインの、[148.00]アラウンド、ないしは、先般、付けた安値の[147.50-60]レベルなのでしょう・・・。
ユーロ/円(EUR/JPY)の場合は、チャート・ポイントを割り込んでも『完璧に』抜けるまで、判断が出来ない場合が多い。
▼ドル円予想/
木曜まで「フラット為替」=ドル円買いが断続的に出る?
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。
今日は9月26日ですが、もうすぐ9月の中間決算を向かえます。
ここ何年か期末になると、銀行はキャンペーンをしいて、フラット為替と呼ばれる長期の輸入為替の商売を掻き集めます。おそらく木曜日までは続くと思いますが、その間はドル円の買いが断続的にでるので、ドル円の下げのスピードを抑えます。
金曜日発表のCPI(消費者物価指数)がでるときは、この季節要因のドル買いがはげているので、
強い数字がでたりするとずるっと落ちるリスクもあります。
しかし、為替はあまりに動かなくてやりようがないですね。私は、数日前からタイバーツを買ってじっとしているだけで、後は何も手を出していません。面白いアイデアも浮かばないので、ちょっと様子見を見ています。
▼今日の債券相場/
1.60%割れあっても瞬間、引けは1.60%台か
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント …1.60%割れがあっても瞬間、カーブはスティープ化継続
まずは昨日の反省を生かしたい。一方、米10 年国債利回りは8月中古住宅販売の低迷などを受けて一時、4.53%まで低下した。以上から「本日も1.60%にトライし、瞬間的に成功する場面があっても、引けは1.60%台」と予想する。カーブはスティープ化継続と見る。(AM6:32、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物12 月限) : 134 円99 銭 ~ 135 円35 銭
昨日の相場予想の反省…やはり1.60%割れでの持続的低下は下期初の楽しみか
昨日、長国先物12 月限で135 円40 銭までの上伸相場を描いたが、10 年国債利回りの1.60%は強いレジスタンスだった。確かに、「CPI ショック」以来、今年や今年度の利回り下限にここを挙げる市場参加者が多かった。したがって、高値警戒感が出やすい水準である上、前回の1.60%や5年の1.10%割れで売りそびれた向きの「待ってました」という動きがあったと思料される。加えて、来週初に短観発表を控える期末週である。米10 年国債利回りが4.50%台に低下程度では好材料に足りないと判断されたようだ。昨日の強気見通しはやや勇み足だった。足元、米10 年国債利回りが4.50%を割り込んで低下し続けるならともかく、先週末のBond Market Weekly で指摘したように、「1.60%割れでの持続的低下は下期初に取っておこう」が正解かもしれない。
ニュース・チェック
★午前の東京市場=米国株高でも反応薄で小動きに終始
今日午前の東京株式市場は小動きに終始。日経平均 が終値で前日比-2.53円安の15631.28円、またTOPIXも同-0.49安の1559.29、JASADAQ指数は同0.00の87.30となった。全銘柄中で値上がり率上位3銘柄はジグノシステムジャパン(4300)、吉本興業(9665)、 アプリックス(3727)。またドル円相場は116.31-116.36円前後で推移、ユーロ円は148.30-148.33円前後で推移している。
★ソニー=エレキ成長戦略と更なる商品開発力強化に向け 役員担当区分再編
ソニー株式会社(6758)は10月1日付で、エレクトロニクス事業におけるマネジメントの責任領域を一部再編し、中長期の成長戦略策定および現行コアビジネスのさらなる強化をはかるとともに、新規商品開発力や品質管理体制の強化に一層注力していく。具体的には、エレクトロニクスCEOの中鉢氏のもと、コンスーマープロダクツ全般は副社長の井原勝美氏が、半導体・コンポーネント領域は現執行役EVPの中川裕氏がそれぞれ担当。中川は10月1日付で副社長に昇任。研究開発と新規事業開発機能を中鉢氏の直接の指揮のもと、本社に集中する。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200609/06-086/index.html
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
松下電器産業株式会社(6752)
□HDD内蔵STB TZ-DCH2000 全国で採用相次ぐ
http://ccml.panasonic.co.jp/p/c.do?gK_2DF_1i_kqp
□「スーパーアレルバスター」搭載フィルタが
鳥インフルエンザウイルスに対する抑制効果を持つことを実証
http://ccml.panasonic.co.jp/p/c.do?gL_2DF_1i_kqp
株式会社デンソー(6902)
デンソーは、環境・安全・快適・利便の各分野で、
9月に日本で発売されたレクサスLS460用に、先進的な新技術、新製品を開発しました。
http://www.denso.co.jp/ja/newsreleases/060925-01.html

