米FOMC見通し・今日の株価予想・Net Investorほか

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★午前の東京市場=8日米FOMCを見定めるまでは様子見か
今日午前の東京株式市場は8日の米FOMCを見定めるまでは様子見といった姿勢。日経平均 が終値で前日比-49.32円安の15449.86円、またTOPIXも同-5.93安の1565.77、JASADAQ指数は同+0.05高の93.04となった。全銘柄中で値上がり率上位3銘柄はオーベクス(東証2部 繊維製品 3583)、システムリサーチ(JQMM情報・通信業 3771)、JPホールディングス(JQ卸売業 2749)。またドル円相場は、114.33-114.38円前後で推移、ユーロ円は147.31-147.37円前後で推移している。

▼米FOMC見通し/
  雇用のピークアウト感鮮明化⇒追加利上げ停止へ?


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、先週末に発表された米雇用統計で、雇用のピークアウト感が予想以上にはっきりしてきたとして、「8日のFOMCでは追加利上げが見送りになる可能性が高い」と語る――。

ポイント:
7 月の米国雇用統計が公表された。賃金は、引き続き上昇傾向にあるものの、やや伸びが鈍化してきたほか、雇用のピークアウト感は予想以上にはっきりしてきた。このため、8 月8 日のFOMC では追加利上げが見送りになる可能性が高いと考えざるを得ない。従って、11 日の日銀金融政策決定会合後、福井総裁が年内の追加利上げを示唆するようなコメントを行った場合、来週にかけて、為替相場が少なくとも一時的に大きく円高に振れる可能性が出てきた。

▼今日の株価予想/
 保ち合い相場から、終値がどちらに放れるか注目


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

本日の東京市場は、模様ながめ気分の強いスタートになりそうだ。
先週末の米雇用統計の発表を受けた米国株式は、いわゆる「行って来い」の状態となったことで、東京市場でもこれを材料にすることは難しい。そのため、個別の企業業績を手掛かりとした売買が中心になりそうだ。その一方、今週半ばのFOMCでの結果の発表や週末のオプションのSQもあり神経質になりやすいところ。そのため、本日の相場は、様子見気分の強い相場になりそうだ。 

テクニカル分析
先週末の日経平均株価はと小幅ながら3日続伸。ただし、高値は15555円と、前日 の高値を上回ることができなかった。一方、安値は15435円と前日の安値を下回ったが、先週のレンジ15287円(8月2日安値)~15580円(8月3日高値)の中値15433円の水準で下げ止まった。仮にこの水準を割り込むと、目先では15580円を天井とした下 落基調となり、15287円が下値目途として意識される。それでも、先週は7月10日の 高値15555円を一旦は上回るなど、7月18日安値14437円からの上昇トレンドは継続中である。したがって、15580円を上回れば、7月高値15710円(7月4日)が次の上値目標となる。さらに、この15710円を突破できれば、14045円(6月14日安値)~15710 円の値幅1665円を、14437円に加えた16100円が目標値になる。なお、終値で見ると先週は、15440円(8月1日)~15499円(同4日)の60円に満たない範囲におさまり、結果的には保ち合い相場だった。そのため、ここから終値が上下どちらに明確に放 れるのかは、次の相場の中期的な方向を見極める意味で注目される。

話題の銘柄
サーバーエージェント(4751)/バリュエーション面では「誤解」とさえ言える割安感

現在同社は、(1)投資育成事業で得た利益を、(2)アメーバ事業を中心とする新規事業の赤字に充当しつつ、(3)いわゆる本業は安定成長を図る、という戦略を継続して進めている。大和では、「第3四半期を終わって通期会社計画に対する達成率が、売上高で70%、営業利益で46%、であることに不安感を抱く意見もあるかもしれない。会社へのヒアリングでは第4四半期に投資育成事業で相応額の計上がある、とのことである。当社では、株式市場が“特に期待している投資先企業”以外での投資売却益による今期通期計画達成は充分に可能と考えている」と指摘。2006年9月期連結営業利益39億円(EPS7663円)、2007年9月期67億円(EPS5296円)、2008年9月期100億円(EPS8194円)を予想。「バリュエーション面では『誤解』とさえ言える水準にある。来期予想修正PERは25倍であり、ネット広告業界平均の46倍と大きく乖離している。仮に投資育成事業を利益全体の20%とし、それを除いたとしても32倍である。媒体として成熟しつつあるヤフーへの依存度が極めて高いネット広告業者群の今期PERがWeb2.0的自社媒体を育てようとしている同社の2倍前後上方乖離していることへの違和感は強い。アメーバブログ事業黒字化への確信を株式市場が持ち得ていないことが大きな理由と考えられ、逆に確信を持てるきっかけさえ掴めれば、業界平均並みに向かってのバリュエーション修正が起こると予想している」と指摘。11月までの目標株価を300000円に設定、レーティング「1」を継続した。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼Net Investor/売買人気15銘柄中トップ銘柄
【4日】売り、買いともに=ソフトバンク


ネット証券評議会は4日(金)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。

同日分の日次データは以下の通り――。

▼ドル相場予想/
 ポンド先導のドル安相場だが、いずれ主役交代へ


アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は5日(土)、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

びっくりの(米国の)失業率。
ドル円、116円接近くらいまで上がる可能性も想定していたが、なんだか買い上げている連中がただ上がりそうだから買っているようにしか見えなかったね。つまり、ドルを買い上げている背景や理由は全くなかった。金利だけだね。指標後、全く逃げ場がなかったようで全員討ち死にって感じ。

ポンドが今年の高値を更新した。ユーロは高値に急接近している。ポンドが先導しているドル安相場であるが、その内、主役が交代してくるだろう。ドル円の位置があまりにふざけた水準で安定しているが、いつまでこの安定を保てるのだろうか、という疑念がある。今年の値幅はあまりに少なく、8月~12月の荒れ相場を期待したい。

(8月5日。土曜日。冷中華がすごくうまい夏、と思う日。)

▼FOMCとドル円/
 利上げ停止の場合、一時112円の円高ドル安も


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、ドル円相場の見通しについて次のようにコメントした――。

今週は8日のFOMCに市場の全注目が集まっています。
本当に今回はどちらになるかわかりません。ただ、利上げサイクルの終焉がそろそろ近づいているのは間違いのないことだという認識はほとんどの人がもっていると思います。そうなると、実際は利上げを見送るのが、今回か次回かという程度の差なのかなあとも思います。

1,利上げ停止のケースとドル円
もちろんやらなければ、ドルは売られるでしょう。112円台あたりも見るかもしれません。しかし、それをもってドル安サイクルに入ったと考えるのはやはり早計です。なんといっても、5%の金利差が米ドルと円には存在しています。今後、本当にドル安円高サイクルに入るには、1.アメリカの金利が下がり始める 2.日本の金利が上がり始める、のどちらかの変化が必要になるでしょう。それは、今すぐではありません。ですから、しばらくすれば相場もあるレンジの中に落ちついてくるでしょう。

2,利上げ実施のケースとドル円
また、利上げを実施した場合、ドルは一時的に買われる可能性が高いでしょう。115円台、ひょっとすると116円台に一時乗せるかもしれません。(どこまで行くかは値動きを見てみないとわかりませんが)。しかし、こちらのケースも、次のFOMCでの利上げには疑問の声が上がってくるはずなので、それからさらにがんがんドルを買っていく勇気のある人はそんなにはいないでしょう。
となれば、上げの一時的なものに終わり、その後はレンジにまた戻るでしょう。声明文が景気に弱気なことが書いてあれば、一瞬あがってもすぐに反落するかもしれません。

つまり、どちらのケースも方向は違っても、最初はどちらかに動くがその後落ち着くという意味では、同じかもしれません。ただ、それぞれのケースでは、その後のレンジが1-2円違うかもしれません。唯一、利上げをして、その後の声明文も強気な場合は、かなりドルが買われると思いますが、これはさすがに可能性は低いですね。まあ、おおざっぱに言ってしまえば、こんな感じでしょうか。

▼今日の債券相場/
1.80%台前半まで展望で、一旦戻り売り出る?


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント …大きく値を上げた後、伸び悩みと予想
米国市場を受けて大きく値を上げて始まろう。しかし、10 年国債利回りで1.80%台前半まで展望すると一旦は戻り売りが出てくる公算大。加えて、明日に5年債入札を控えていることも重石になる。できれば、1.3%クーポンは避けたいとのムードは残る。したがって、最終的には相場伸び悩みの場面が見られよう。カーブは基本的にはフラット化継続と予想。(AM6:54、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限) : 132 円51 銭 ~ 132 円86 銭

今週の債券相場見通し…10 年280 回8月債利回りは1.825~1.900%での推移を予想
最初に、今週の相場の材料を考えよう。
まずは米国市場である。先週末に発表された7月米雇用統計・N.F.P.は前月比11.3 万人増にとどまり、コンセンサスの14 万人台増を下回った。米国の景気減速が我が国にも悪影響を及ぼすことに加え、FRB の利上げ停止(休止)は日銀の政策変更の制約になるとの見方は根強い。いずれにせよ、米長期金利の急低下は円債にとって大きなフォローとなろう。

株価に対する反応については、先週の見方と変わらない。日経平均株価が1万6,000 円台乗せを狙うまでの動きにならなければ反応は鈍く、悪影響は限定的と考える。