各国中央銀行の針路・経済指標を読む・来週の株式相場ほか

▼各国中央銀行の針路/
  世界の株価下落=日銀が混乱回避役を演じる可能性


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、「中央銀行は何を考えているのか?」として、次のような見解を示した――。

<世界の中央銀行、「将来のインフレ」に対する考え方>

ECB は、市場予想どおり、0.25%の利上げに踏み切り、政策金利(レポ金利)を2.75%とした。トリシェ総裁は、記者会見で、「利上げ後の政策金利も依然として低水準」と発言し、追加利上げを匂わせた。また、韓国中銀は、大方の予想に反し、翌日物コールレートを0.25%ポイント引き上げ、4.25%とした。

米国でも、FRB が、引き続き、インフレ懸念を強調している。FRB 副議長に指名される予定のコーン理事は、議会公聴会で、「最近のインフレ統計はやや心配され、インフレ期待が若干上昇しているとみられる」と述べている。

世界の中央銀行は何を考えているのであろうか?
より単純に言えば、世界の中央銀行は、なぜ、ここまで将来のインフレを懸念するのであろうか?

彼らの基本的な考え方は、以下のようなものであると、整理できるであろう。

1. 世界景気の拡大が長期化する中で、世界的にみて需給ギャップが縮小傾向にあり、
潜在的なインフレ圧力は強まっている。
2. そうした中で、原油高や素材高が継続しているため、最終財にインフレが波及する可能性がある。
3 .2001年のIT バブル崩壊後の金融政策運営を振り返ると、実体経済の回復ペースと比べて
政策金利の正常化が遅れた可能性が高い。つまり、2003 年から2004 年にかけて、緩和的な
状況を必要以上に長期化させた可能性が高い。政策金利を早期に正常化することが望ましい。

<各国中央銀行の考え方には“落とし穴”が・・・>

しかし、こうした考え方には、1つの大きな落とし穴がある。それは、原油高や素材高といったエネルギー・インフレが最終財インフレに結びつく保証は全くない、ということである。

▼経済指標を読む/
  5月マネーサプライ=好調の外債投資がマイナスに


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は8日、日銀が発表した5 月のマネーサプライ統計について、次のようにコメントした――。

<今後、株価下落の影響に注意>

日銀が発表した5 月のマネーサプライ統計によると、M2+CD は前年比1.4%増と事前予想(当社:同1.7%増、コンセンサス:同1.8%)を下回った。季節調整済み前月比年率換算では2.6%減と2ヶ月ぶりに減少、同3ヶ月前比では横ばいだった。4 月が前月比年率換算3.5%増と、昨年9 月以来の高い伸びだったことからすると、今回の減少は反動減と考えていいだろう。前年比では4-5 月の平均で1.6%増と1-3 月期と同ペースで推移している。

項目別にみると、M1 は前年比4.4%増と前月の同5.1%増から0.7%ポイントと大幅に鈍化した。現金通貨は同2.1%増と前月(同1.8%増)より伸び率が拡大したものの、預金通貨が同5.0%増と前月(同5.8%増)から鈍化した。また、準通貨は、依然として前年比減少(同2.2%減)傾向が続いているものの、季節調整済みでは前月比0.2%増と2ヶ月連続増加しており、日銀の量的緩和解除宣言後、定期預金からの資金流出に歯止めがかかりつつあることを示唆している。

一方、広義流動性は前年比2.5%増加し、こちらは事前予想(当社:同2.3%増、コンセンサス:同2.4%増)を若干上回った。季節調整済み前月比年率換算では5.7%増と前月(同7.1%増)に続き高い伸び率となった。4 月以降、金融市場は不安定になっていたものの、金銭信託(4 月:前年比46.6%増→5 月:同53.1%増)、投資信託(同10.8%増→同15.0%増)を中心に引き続き銀行預金からリスク資産への資金シフトが続いていることが確認された。ただし、年初まで好調だった外債は、前年比1.0%減少と2003 年3 月以来初めてマイナスに転じた。4 月半ば以降の急激なドル安円高が影響している可能性が高い。6 月に入っても世界的な株式相場の調整は続いており、これが人々のリスク回避度を高めることになれば、ポートフォリオ・リバランスの動きが鈍化する可能性があることに注意したい。

▼来週の株式相場/
   基本的に、15,000円後半を挟んだ相場と予想 


大和証券・投資情報部アナリスト課次長の保志泰さん(Yasushi Hoshi/ Daiwa Securities Co., Ltd.)は今朝、今の世界同時株安の背景について、米国景気の減速から世界経済のオーバーキルへの懸念があるとした上で、「株価の長期上昇トレンドは変わっていない」との見方を示した。

世界の株価への影響という点では、FRBによる追加利上げよりも、米国景気の動向の方が大きいとの見方。そして、その米国景気については、基本的な方向性は変わらないと言う。今春に鈍化するものと見ていたので、想定どおりの展開だが、「アップトレンドにあり、リセッションになる心配はない」と言う。

<「新興市場はすでに下げすぎ」との認識>

さて、日経平均株価は昨日の下げで52週移動平均線に近づいてきた。かつて1980年代にはブラックマンデーを例外として、アップトレンドでは52週移動平均線を割り込むことはなかったことから、「ほぼ底打ち」と見ることができる。

したがって、来週の日経平均は14,500円から、海外市場が落ち着けば上振れして一時的に16,000円への接近も予想する。ただ、基本的には「15,000円後半を挟んだ相場」と見ている。なお、「新興市場はすでに下げすぎ」との認識している。

こうしたなかで、個別銘柄でまず注目するのは、十分に下げすぎているソフトバンク(9984)。
また、やや長いテーマとして、川崎重工業(7012)、航空機に使う炭素繊維で東レ(3402)と帝人(3401)など航空機関連を挙げた。

▼今日の株価予想/
 日柄の面では、昨日か本日の安値がボトム候補


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

東京市場も下値を固める動きになりそうだ。
まずはSQ決定に絡んだバスケット売買の帰趨を見極めることになる。その上で、押し目買いが下値を支えそうだ。特に、4月につけた年初来高値からは3000円以上、そして先週金曜日の高値からは1000円以上の下落になったことで、売り一巡と見れば買戻しの動きも出やすい。また、一時114円台に入った円安も支援材料になりそう。これを受けて、まずは慎重に下値を拾う動きになりそうだ。  

テクニカル分析
昨日の日経平均株価も大幅下落。これで今週に入り4日続落となった。年初来の安値15059円(1月18日)を下回り、年初来高値の17563円(4月7日)からの下落トレンドの継続が確認された。ここからの長期的な下値の目途としては、昨年の安値10770 円(05年4月21日)~今年の高値17563円(06年4月7日)までの上昇幅の50%押し14160円がある。一方、上値は昨日の高値14990円がポイント。ここを上回れば、 昨日の安値14496円が少なくとも6月2日高値15789円からの下落トレンドの底値となる。なお、200日移動平均線15217円から昨日の終値までのかい離は3.8%。また、昨年最も大きかった同移動平均線からの下方乖離は、終値ベースでは5月17日の3.7% だった。ここから見ると昨日の終値は、終値ベースでの底値の候補である。また、日柄で見ると、2月の高値16777円をつけたのは2月6日、3月の安値15553円をつけた のは3月8日、4月の高値(年初来高値)17563円をつけたのは4月7日、そして5月の高値17375円をつけたのは5月8日。すなわち、各月の6日~8日に、各月のボトムかピークがある。そして昨日は8日であり、日柄の面では昨日ないしは1日ずれて本日の安値がボトムの候補と言えそうだ。

話題の銘柄
三菱地所(8802)/バーゲン・ハンター銘柄の1つとして選定

モルガンが「バーゲン・ハンターのための注目10銘柄」と題するレポートを作成。「日本のデフレ脱却は国内・非製造業中心に確かなものとなっており、海外市場のセンチメント悪化による利益確定に押されるならば、押し目買いの好機である」と指摘。アナリストがカバーしておりファンダメンタルに推薦できる銘柄について、5月に売られすぎたと考えられる銘柄を10銘柄にわたってピックアップ。みずほフィナンシャルグループ、三菱地所、昭和電工、ヤマダ電機、伊勢丹、日立ハイテクノロジーズ、ヒロセ電機、クボタ、合同製鐵、NOKを選んだ。三菱地所については、「丸の内に空室を見つけることはもはや困難な状況であり、賃料上昇という局面を迎えている。07年の大量供給も消化しつつあり、マクロ景気に大きな減速がない限りオフィス需給のタイト感は継続していこう。更に、先行きの金利上昇を見込み消費者のマンション購入意欲も衰えていなく、同社の今期の販売契約率も引き続き好調に推移している。また、同社の資産開発事業も、今期には北の丸スクエアの売却などを予定しており、堅調に推移しよう」と指摘。3300円を目標に、投資判断「オーバーウエイト」を継続している。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼ネット・インベスター/
    8日の売買人気15銘柄中トップ:売り=三菱UFJ、買い=ソフトバンク


ネット証券評議会は8日(木)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。

8日(木)分の日次データは以下の通り――。

●東証IPO銘柄 
▼エコロジー・リート投資法人 投資証券(8988)
http://www.tse.or.jp/cash/reit/meigara.html
本投資法人は、外断熱工法を採用した100年耐用型マンションを初めとした環境配慮型住居及びオフィス等を中心的な投資対象とする不動産投資信託(J-REIT)です。土地情報に強みを有する明豊エンタープライズ、長谷工コーポレーション等 のスポンサーからの環境配慮型新規開発物件を、つなぎSPC事業を兼業する運用会社が土地取得の段階から積極的に関与し、計画的かつ合理的な条件で取得する等、スポンサーの支援を最大限に活用し、投資主利益の最大化を目指します。

▼ユーロ円予想/
 5.25以来の下げ幅=新高値は毒饅頭だった?


アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

もうどの市場も混乱の極み。
株式が顕著であるが、私は「バーナンキショック」と命名したい。世界中で陰線の長さの競争をしているみたいだ。日本だけ下げているときは、ケンサツ-バーナンキショックだったけども。それにしても、下げ率を日本とインドが争ってどうすんだ?って感じ。あきらかに世界のお金の潮流に異変が起きているわけで、今回の相場もどこかで小康状態になるが、その後、再度到来するだろう。
アメリカ、本当にこんな状態で利上げするのかねえ、どうもしっくりいかないなあ。ドル買いで反応しているが、大丈夫なんだろうか。一番やばそうなのがアメリカだけど。今年後半はさらに荒れるだろうなあ。

投資家保護の名のもとに規制、立法などいろいろやっているようだが、そんなことしてもしなくても、投資立国は失敗に終わるだろう。お金はさらに臆病になると思うね。

ところで、ユーロ円が崩れたけど、まともに落ちたのを久しぶりに見た感じなので調べたら、5月25日以来の下げだったね。新高値は毒饅頭だったようだ。余談だけど、商品で売りあがっていたヘッジファンドが破綻的らしいのだが、その後、暴落しているんだから、相場とは奥が深い。

(6月9日。金曜日。雨の始まりの日。)

▼ヘッジファンド事情/
 世界株急落で大損⇒「ロスカット大会」を開始


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今日午前、為替市場や株式市場の不安定な動きについて、次のようにコメントした――。

後講釈になりますが、昨日起きたことを少し解説しようと思います。 
ヘッジファンドは、今年は「ドル売り、金買い、世界中の株買い、世界中の債券売り」という勝負を賭けてきたと以前、ご説明したと思います。最近、この激しい巻き返しが入っています。彼らは、損が出始めると、順番にもっているものを整理していきます。

株では、おそらく、大損をしたでしょう。それをきっかけにいろいろロスカット大会が始まりました。アメリカの利上げが控えているのに、アメリカの長期金利が上がらない(債券が下落しない)のは、ファンドが一生懸命債券を買い戻しているからだと思います。でなければ、今度、利上げで、短期金利が5.25%になるのに、長期金利が5%程度に留まっているのは説明がつきません。

金の買いもかなり投げました。
最後に残っていたのが、ドルのショート(売り)です。特に対ユーロではまだかなりユーロ買いドル売りのポジションを抱えていたのは、IMMのポジションを見てもわかります。昨日は、そのドルショートの整理が起きたということでしょう。

▼日銀と債券相場/
「景気成熟局面での利上げ」は、正しい判断か?


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント ・・・もみ合い弱含み、特に中短期債が弱いだろう
急速なNY ダウの切り返しから相場の景色は変わろう。6月限が最終売買日となり、先物の買戻し圧力も減じる。本日、相場はもみ合い弱含み、特に中短期債が弱く、カーブはフラット化を予想する。ただ、可能性は低いが、株安が続けば、昨日の延長線の展開という見方は残る。なお、4月機械受注(船舶・電力を除く民需)は前月比3.0%台のプラスが予想の中心。(AM6:43、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物9月限): 132 円06 銭 ~ 132 円50 銭

株安と各国中央銀行の動き~なぜ、今年度は債券から株だったのか
株式市場は一段安、日経平均株価は一時、1万4,500 円すら割り込んだ。
昨夏、抵抗線の1万2,000 円を上抜け、4月には1万7,500 円台を見た。そのレンジの下方にまで落ちてしまった。昨日も解説のリスク・シナリオが一段と現実味を帯びてきた。

<期待インフレ率をコントロールできていないFRB議長>

そして、やはり注目すべきは各国中央銀行の動きである。
おそらく現状程度の世界的株安では彼らの政策の方向性は変わらないと市場は見ていよう。しかし、そこにリスクがある。株安に対して長期債の戻りが鈍い。特に米国は株安の背景にインフレ懸念の強まりがあるからだろう。昨年、米国では、原油高も購買力低下を通じてデフレ要因と認識され、長期金利低下に寄与する場面が多かった。そこには、グローバリゼーションを主因とする世界的ディスインフレの継続期待があった。

加えて、グリーンスパン議長に対する信頼感が期待インフレ率をコントロールしていた部分も見逃せない。議長がバーナンキに代わり、政策金利引き上げは長期金利を上昇させると見られている。それは前議長に比べ、期待インフレ率をコントロールできていない証拠であり、実際、市場との対話がうまくないと指摘されている。この状況下での利上げ継続は絶えず株安のリスクを伴おう(ただし、弊社は利上げ停止がメイン)。

ECB は、原油高による消費者物価の上昇を受けて、利上げを続ける公算だ(昨日も実施)。しかし、広範な価格上昇圧力が確認されない中での利上げは、それ自体が景気回復の足枷になるだけでなく、ユーロ高を通じて牽引役の輸出に大きな打撃を与えしかねない。もちろん、その際、株価続落が見込まれよう。

<市場の警戒=株安に一切関係なく日銀が解除した場合の市場混乱>

さて、日本。
とりわけ、日銀の基本姿勢は株価にとらわれず政策を遂行すると見られている(ちなみに、量的緩和を解除した3月9日の日経平均終値は1万6,036 円91 銭)。ただ、一段と株安が進めば見方は変わってくる。そういう状況下でのゼロ金利解除がさらなる株安を招けば、その後の利上げが一段と難しくなろう。株安が世界的な景気減速観測を映しているならなおさらだ。日銀が利上げを急ぐのは得策ではないとの見方が広がりやすい。したがって、市場が警戒するのは、株安に一切関係なく、日銀が解除をした場合の市場の混乱と言える。日本の場合、前掲株安に対して長期債の戻りが鈍い主因はインフレ懸念以外に求めるべきだろう。

ニュース・チェック

★午前の東京市場=ドル円は強含み、株価は自律反発も息切れ
今日午前の東京株式市場は朝方、自律反発するも息切れの感。日経平均 が終値で前日比-37.65円安の14595.38円、またTOPIXは同+3.57高の1485.79、JASADAQ指数は同+0.16高の94.35となった。全銘柄中で値上がり率上位3銘柄は日本技術開発(JQサービス業:9626)、日本橋梁(東証1部金属製品:5912)、ミサワホームサンイン(JQ建設業:1741)。またドル円相場は、113.98-114.03円で推移、ユーロ円は144.03-144.09円で推移している。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

大和証券グループ本社(8601)
■決算短信(個別財務諸表の概要)の一部訂正について
http://www.daiwa.jp/CACHE/japanese/press.cfm

日興アセットマネジメント株式会社
証券取引等監視委員会による検査結果に基づく行政処分の勧告について
 http://www.nikko-am.co.jp/

いちよし証券(8624)
人事異動及び機構改革に関するお知らせ
http://www.ichiyoshi.co.jp/index.html
http://www.ichiyoshi.co.jp/ir/top/index.html
http://www.ichiyoshi.co.jp/ir/topics/disclo07_2006.html

松下電器産業株式会社(6752)
□SDカードムービー SDR-S200 を発売
http://ccml.panasonic.co.jp/p/c.do?3m_2DF_n_kqp
□4GB SDHCメモリーカード RP-SDR04GJ1K を発売
http://ccml.panasonic.co.jp/p/c.do?3n_2DF_n_kqp
□SDメモリーカード 2GB・1GB・512MB を発売
http://ccml.panasonic.co.jp/p/c.do?3o_2DF_n_kqp

日本電気株式会社(6701)
「株主・投資家情報」を全面リニューアルしました。
http://www.nec.co.jp/ir/ja/index.html