デイトレーダー・インタビュー・G7会合と日銀・金利上昇と景気・今日の株価予想ほか

■デイトレーダー・インタビュー/
裁定取引で着実に利益を積み上げる連勝トレーダー
自己ポジションのリバランスで「利益を作る」

訪問した前夜は、ドルが大きく変動したこともあって、為替の裁定取引で不眠不休となったという、NPO・日本デイトレーダー協会の砂田洋平理事長が19日、本誌のインタビューに応じた。

現在は、マーケット・ニュートラル型ヘッジファンドに近い株式と為替の裁定取引により、着実に利益を積み上げることで連勝している、と言う。

――最近は、どのようなトレードを行っていますか?
砂田 今は株と為替でデイトレードしているが、実際にはデイトレードばかりではなく、裁定取引も行っている。為替で多い時には1日に95回くらい売買をしている。昨日(18日)が30回くらい。95回のときは、一応95連勝している。最近は、裁定取引で、短期でポジションをリバランスしながら取っていくトレードが多いので、売買回数が多くなる。基本的にはドル・クロスをもとにした裁定取引を行っている。

――具体的には、どのような裁定取引でしょうか。
砂田 具体的にはドル売りなのか、ドル買いの方向性になっているのか。ドルクロスで、たとえばユーロ円とポンド円と組んだり、ドルカナダであったり、ドルスイスであったり、それらを組み合わせて、ユーロで組むときはユーロドルとユーロ円を組み合わせて、逆にドル円はロングやショートの裁定ポジションを持ちつつ、そこにまたドル円でポジションの裁定をかけたりとか・・・。基本的には、どの方向に動いたらどのポジションを切って、といったように通貨ペアを再構築する。

▼G7会合と日銀/
 仮に、福井総裁発言トーンダウンでも7月ゼロ金利解除へ


クレディ・スイス証券チ-フエコノミスト(マネージング・ディレクター兼経済調査部長)の白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, Credit Suisse Securities Ltd.)は、「G7会合は日銀にとって脅威か?」と題して、次のような見方を示した――。

G7会合は、元来、為替相場水準調整の必要性を検討する場である。しかし、「現在の為替相場水準はファンダメンタルズを適切に反映していない」と宣言するだけで、事態が解決すると考えている政策当局者はいないだろう。為替相場調整に関する1つのコンセンサスは「マクロ経済政策ミックスの変更に関する国際的な協調をなし得てこそ、為替相場調整が可能になる」というものである。

<米国当局は、今後もしばらくは「強いドル」を望む>

米国当局は、今後もしばらくは強いドルを望むのであろうか。
答えはイエスであろう。米国景気は、これまでの金融引き締めによって、住宅投資・個人消費を中心とした景気減速のリスクが高まっている。こうした中で、インフレ期待を反映しない長期金利の大幅な上昇は回避したいところであろう。簡単に言えば、金融引き締めの実体経済に対する効果を見極めなくてはならない時に、米ドルや米国国債のリスク・プレミアムの拡大を容認するわけには行かないということである。

▼金利上昇と景気/
 「オーバー・キル」策とらない限り、利上げ効果も限定的


東海東京証券チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo
Securities Co.,Ltd.)は、空前の量的緩和政策が終焉を見たことで、その反作用が懸念されていることについて、「ここ1,2年はその心配も無用ではないか」として、こう語った――。

市場が心配するほど、日銀は金融市場をコントロールできておらず、つまり実体経済への緩和効果がほとんど無かった分、今後「オーバー・キル」になるような策をとらない限りは、利上げ効果も限定的なものとなる。

<「ゼロ金利」も「日銀当座預金」も、「マーシャルのk」を積極的に押し上げていない>

金融の緩和度合いを何で測るか。
日銀当座預金が30兆円超あったといっても、これは市中銀行内部の勘定であって、これが直接実物経済に結びつくものではない。

では実物経済における金融の量的な緩和度合いは何で測るか。
一般には名目取引高(輸入控除前の名目GDP、つまり名目総需要で代用)に対するマネーサプライ(一般には現金と預金通貨、準通貨の合計であるM2+CDが使われる)の比率、つまり「マーシャルのk」で示される。「マーシャルのk」が高まると、相対的に金融の量的緩和が進み、これが低下すると引締まりとなる。従来、日本の「マーシャルのk」には上昇トレンドが見られるため、このトレンド線からの乖離の方向、度合いが意味を持ってくる。

そこで近年の「超金融緩和策」とこれを対比してみると、「ゼロ金利」も「30兆円超の日銀当座預金」も、「マーシャルのk」を積極的に押し上げていないことがわかる。それでも98,99年と、01,02年にトレンド線を上回る上昇を見せているが、これはマネーサプライが高まったのではなく、分母にある名目GDPがマイナス成長となったために、結果として「マーシャルのk」が高まったに過ぎない。

▼今日の株価予想/
 下値を固めながら、次の展開を待つ動きへ


T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場は、下値固めの動きになりそうだ。
米国市場の堅調な値動きを受けて、押し目では買いが期待できる。一方で、最近の上値の重さから早めに利益の確定売りが出てくるものの、米国と同様に今後の企業 決算への期待は強く積極的に下値を売る動きにはつながらない。そのため、下値を固めながら次の展開を待つ動きになりそうだ。  

テクニカル分析
テクニカル面から見ると、日経平均株価は続伸。朝方は上値を試し17459円まで上昇したが、その後は戻りに押され17400円台は維持できなかった。それでも、目先では前日の安値16945円を底値とする上昇トレンドが見られる。ここからの上値の節目は4月10日・11日の高値である17489円。この先週の高値水準を突破できれば、年初 来高値17563円が次の目標値となる。一方、下値は、17300円台前半がサポート。ここには、4月12日高値17325円、13日高値17303円、そして14日高値17319円があり、買戻しが期待される。ただし、これを下回り、一昨日の高値17268円からのマドを埋める形になると、昨日の高値が一昨日からの戻りの天井ということになりそうだ。

話題の銘柄
日本ユニシス(8056)/米ユニシス社への支払い激減で、本来の利益率が顕在化

当社は米ユニシス社に対し、メインフレーム事業のロイヤルティの意味合いで、長年、多額の支出をしてきた。しかし、06年3月期と07年3月期で商標使用料支払いを終えることにより、米ユニシス社への支払いが激減する。そのため、08年3月期の営業利益は前期比4倍増と予想され、当社本来の利益率が顕在化することが注目される。野村では2006年3月期連結営業利益を40億円(EPS19.1円)と予想し、2007年3月期連結営業利益を従来予想47億円(EPS25.4円)から51億円(EPS28.7円)へ、2008年3月期同185億円(EPS105.6円)から195億円(EPS116.8円)へ上方修正。

「商標使用料支払いがなくなる08年3月期予想基準のPERは15倍で、セクター平均の24倍を大きく下回る。相対的に低いバリュエーションの要因となっていたメインフレーム事業の縮小はピークを過ぎており、もはやディスカウント要因とはならないであろう。08年3月期予想基準でセクター平均のPERでの評価が可能と考えられ、2800円が妥当株価の目安となるであろう。5月の決算発表及び決算説明会で、改善へ向かう短期業績と中期的な成長見通しが示されることが、当社の割安な株価水準の訂正の契機になると見られる。そのタイミングが近づいており、同時にセクターの株価の上昇局面も近づいていると考えられる」と指摘。レーティングを「2」から「1」へ引き上げた。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼ネット・インベスター/
    19日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク


ネット証券評議会は19日(水)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。

19日(水)分の日次データは以下の通り――。

▼ドル円予想/
 ドル円=ドル売りの嵐に立ち向かう“野中の一本杉”


アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

円暴落なんて感じの円売りの嵐だったね。
ドル円は再び野中の一本杉状態。ドル売りの嵐に立ち向かう杉の木ってとこ。海外勢がドル売りを仕掛けるのに円だけ飛ばして欧州通貨に焦点を合わせるのは納得させられたってとこ。やたら投信の設定なるものみたいのが出てくるしね。複雑怪奇。

それにしても米国債の急落はいただけないなあ。制御不能って印象。何だか根が深そう。欧州通貨の強さには感服つかまつった。押し目は全部買い、なんて動きだよ。金、なんだかすごいよね。アメリカがイランに核攻撃をかけるとか、イランはすでに核攻撃ができるので射程都市はどこだ、とかテヘランには地下シェルターができているとか、きな臭い話がやたらと入ってくる。

(4月20日。木曜日。風のさわやかな日。)

<堀内氏のプロフィール>
1974年スイス銀行入行、為替ディーラーとなる。79年同行東京支店資金課長、83ドイツBHF銀行東京支店資金部長。91年同行東京支店支店長。97年退職、株式会社アキ投資顧問を設立し、社長に就任。80年代には同社顧問で盟友の中山茂氏とともに東京外為市場を席巻した敏腕ディーラー。その活躍は、のちに小説『東京外為市場25時』(大下英治著)となり、TVドラマ「伝説のディーラー」となった。

▼ドル円予想/
 原油高=向こう1年半の円安基調持続を示唆


ブックフィールドキャピタル株式会社・取締役副社長の田中泰輔さん(Taisuke Tanaka/ Executive Vice President, Book Field Capital Co.,Ltd.)は19日、「原油高は向こう1年半にわたる円安基調の持続を示唆している」として、次のようにコメントした――。

前回の「コモディティ価格の構造と循環」に関連して、新高値をつけた原油価格と円相場について見ておきたい。

<日本の交易条件が円相場に18ヶ月先行>

図表1は、日本の交易条件(=輸出物価/輸入物価)が円相場(ドル/円、および円の実質実効レート)に18ヶ月先行する形で、密接に相関してきたことを示している。輸出入物価が為替レートを反映するため、この交易条件によって円相場を語るのは、同義反復的な部分がある。しかし、そうであるにもかかわらず、両者の間には18ヶ月もの時差相関が観察されてきた。図表2は、原油価格と日本の交易条件(=輸出物価/輸入物価)の密接な関係を示している。つまり、交易条件と円相場の関係を、現在までの基調的な原油高は向こう1年半にわたる円安をシグナルしている、と言い換えてもいい。

<田中氏のプロフィール>
1983年に日本長期信用銀行に入社、債券およびマネー・ディーラーを務める。バークレイズ銀行、ABNアムロ銀行を経て、94年にクレディ・スイス銀行東京支店ストラテジスト。2000年にクレディ・スイス・ファースト・ボストン証券東京支店に移り、為替ストラテジスト、チーフ・マクロ・ストラテジスト、チーフ・エコノミストを歴任。04年9月モルガン・スタンレー証券会社に移籍し、チーフ通貨ストラテジスト(日本)を務める。06年3月現職。東京外為市場の主要なアナリスト・ランキング調査で、15年以上にわたり常にトップ・クラスにランクイン。

▼ドル円予想/
  外為市場のポジションの偏りが原因の乱高下


元為替ディーラーで、『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。

2006年4月20日【マーケット・コメント】
---ポジションの偏りが原因の乱高下---
(中略)昨日(4月19日)の東京市場では、ドル売り先行ではあったものの、安値も、[116.75-80]レベルまで。
東京市場の夕方には、[117.15-20]レベルの、東京市場での高値を見た。
東京市場は、高い安いと言っても、要は、[117.00]を挟んで20銭程度の小動きに過ぎない。
ロンドン市場の午前中も、[117.00]を挟んで20銭程度の小動きを抜け切れず。
残念ながら、東京市場、ロンドン市場の午前には、見るべきところも無かった。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

そういった状況の中で、米国経済指標発表の時間を迎えた。
---ニューヨーク時間朝8:30を迎えた。---
昨日(4月20日)に発表された米国経済指標は、3月の米「消費者物価指数(CPI)」。以下の通り。
消費者物価指数(CPI)3月
  結果:[+0.4%](前月比)
  予想:[+0.4%](前月比)
  前回:[+0.1%](前月比)
消費者物価指数(CPI)3月 コア(食品・エネルギー除く)
  結果:[+0.3%](前月比)
  予想:[+0.2%](前月比)
  前回:[+0.1%](前月比)
「消費者物価指数(CPI)3月」は、予想通りだったものの、「コア(食品・エネルギー除く)CPI」が予想より強い数字だったために、ドル買い戻しが出て、急騰。
ドル/円(USD/JPY)は、[117.90-00]レベルまで上昇している。
---ただし、[118.00]には届かず。---

<松田氏のプロフィール>
三菱信託銀行に入社。本店国際資金為替部にて、外国為替、国際資金業務を従事。米国ファースト・インターステート銀行に転職。その後、仏国パリバ銀行、クレディ・スイス銀行、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。東京外国為替市場委員会の委員。住友商事にて、外国為替、JGB、日本株、米国株、貴金属、石油取引に伴う外国為替を担当。現在、パフォーマンス・キャピタル(株)。06年4月より亜細亜大・経営学部非常勤講師。


▼豪ドル円予想/
 87円に乗ったレベルで買い=もう少しじっくり持ちたい


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、為替相場について、こう語った――。

昨日は、また、円安が進みました。
書き込みができなかったので後出しじゃんけんになってしまいましたが、私も87円に乗ったところで、豪ドル円を買っています。ユーロ円もいいなと思ったのでが、豪ドル円のほうが分母が小さい分、資金効率がよさそうなので、こちらにしておきました。ただ、ここのところ、売買が短期になってきているので、もう少しじっくり持ちたいのですが、ブログに書くのを意識してしまってやりすぎている感もあったりして(笑)

<今井氏のプロフィール>
1985年に三和銀行入行、87年よりディーリングの世界に入る。89年から5年間、シカゴにて通貨先物市場に傾倒し、多くの著名トレーダーと出会う。2004年3月までUFJ銀行・為替部門の統括次長兼チーフディーラー。同年4月に独立。心理学などを駆使した独自の手法で15年間1年もマイナスなく勝ちつづけた常勝トレーダー。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事を歴任。慶応大学グローバル・セキュリティ研究所・研究員。現在、マットキャピタルマネジメント代表取締役CEO。06年4月、早稲田大学公共政策研究所研究員、兼インド経済研究所研究員を兼務。

▼長期金利2%到達/
 外部環境の更なる好転あれば、2.0%が天井へ


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

2.0%天井宣言はもう少し後で
4月18 日、10 年国債利回りは2.00%にタッチした。
1999 年8月26 日以来、6年8カ月振りの2.0%台だ。

本レポートでは、この日実施の30 年国債をはじめ超長期ゾーンの入札が相次ぐものの、米長期金利の反落を好感し、強含みの相場を予想していた。ただ、実際は30 年債入札への懸念が予想以上に強く、落札結果発表前の午後に10 年国債利回りは2.0%をつけた。しかし、その結果は最高落札利回りが2.590%になるなど極めて良好だった。そこから、利回りは急反落、スティープ状況にあったイールド・カーブも一気にフラット化した。「30 年債入札を無事に終えれば、2.0%が遠ざかろう」が18 日の本レポートの締めだった。結果的に正しかったかもしれない。しかし、その前に2.0%にタッチしたのは完全に誤算であり、決して誉められたものではない。

<2.0%突破時=セリング・クライマックスもなく、サポートも乏しく・・・>

さて、この2.0%で利回りは天井を打ったのだろうか。
昨日は、前日の地合いを引き継いだ上、利上げ打ち止め観測などから米10 年国債利回りが5.0%を割り込み、相場は堅調だった。10 年278回債利回りは1.880%まで低下、2.0%はさらに遠くなった。カーブは急速なフラット化を続けた。しかし、今回の2.0%に向けての利回り上昇において、セリング・クライマックスと呼ぶような状況には至らなかった。また、2.0%でまとまった押し目買いが入り、きっちりサポートされた感にも乏しかった。特に後者に関し、外部環境が大きく変化している際、水準感など需給に頼っての相場予想は危険である。

▼今日の長期金利/
“日替わりセンチメント”に振り回され乱高下?


三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。

【予想レンジ】
・長期金利(#278) 1.885%~1.930%
・債券先物(6月限) 132.20円~132.55円

【見通し】
本日の長期金利は、昨日の米債反落を受けて反発。米インフレ懸念と利上げ打ち止め観測を巡る“日替わりセンチメント”に振り回され乱高下を強いられる。初の流動性供給入札は無難にこなされる。

“3.9量的緩和解除”の後、長期金利の上昇ピッチが加速し、2.0%に到達する端緒になったのは、3月28日の「FOMC声明」だった。そこで利上げ打ち止め観測が裏切られ、グローバル・フラットニングが終えんを迎えた。反動によるスティープニング圧力が強まり、長期・超長期金利は押し上げられた。長期金利は当時、1.7%台後半。その流れは昨日、奇しくも3月27-28日ミーティングの「FOMC議事録」で反転した。FOMC内で利上げ終了ムードが支配的になっていたことが判明したため、スティープ化から再びフラット化の流れに一転。テクニカル分析の観点では、長期金利が「行って来い」の展開を描くとすれば、出発点の1.70%台後半まで、反転の弾みで低下する可能性がある。もっとも、昨日の米CPIの上振れ→米債安によって、目先は阻まれそうだが・・・。

ニュース・チェック

★午前の東京市場=為替はユーロ高・円安、株価は下値固め
今日午前の東京株式市場は、日経平均 が終値で前日比+1.58円高の17351.70円、またTOPIXも同+1.42高の1748.74、JASADAQ指数は同-1.30安の120.31となった。全銘柄中で値上がり率トップはキャビン(8164)で、同+18.92%上昇して622円となった。またドル円相場は乱高下ののち、117.50円前後で推移、ユーロ円は円安が進み、145.20円前後で推移している。

★NY原油先物相場=一時72ドルを突破するなど、高値更新続く
NY原油先物相場は19日、米国ガソリン在庫減少を受けて買いが強まり、WTI5月渡し価格は一時、1バレル=72・40ドルと初めて72ドルを突破した。終値も初めて72ドルを突破し、3日連続の最高値更新。イランの核開発問題やナイジェリアの政情不安など産油国の供給体制を巡る不透明感に加え、米国のガソリン需要の拡大が改めて鮮明になり、原油相場を押し上げた。

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