GDP2次速報値・1月経常黒字・今日の株価予想・今日の債券相場ほか

▼GDP2次速報値/
  下方修正が小幅のため、経済見通しに変更なし


内閣府が発表した2005 年10-12 月期の実質GDP成長率は前期比1.3%(前期比年率換算5.4%)と1 次速報値の同1.4%(同5.5%)から-0.1%ポイント下方修正された。クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部(Credit Suisse First Boston:CSFB)は13日(月)、「小幅な下方修正にとどまる」として、次のようにコメントした――。

<4-6月期以降き年央に向け、再び伸び率は高まる>

設備投資は前期比1.7%から0.4%へと予想通りの下方修正となったものの、民間在庫品の寄与度が1 次速報値の前期比0.0%ポイントだったのに対し、0.2%ポイントと上方修正されたことで小幅な下方修正にとどまった。今月上旬に発表された財務省の法人企業統計からすると、2 次速報値で加えられる仕掛品および原材料の在庫増は修正に影響を与えるようなものではなかったものの、完成品の在庫増が1 次速報値の段階から大幅に上方修正された可能性がある。その他の項目では、民間消費支出、民間住宅、輸出、輸入がわずかながら上方修正される一方、公的固定資本形成が下方修正された。

▼1月経常黒字/
 経常黒字縮小をカバーした所得収支の堅調ぶり


クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部(Credit Suisse First Boston:CSFB)は13日(月)、財務省の1 月の国際収支状況について、「経常黒字は5ヶ月ぶり縮小だが、所得収支は堅調」として、次のようにコメントした――。

財務省の1 月の国際収支状況によると、経常黒字は5ヶ月ぶりの前年割れ(前年比7.6%減)の7191 億円となった。通関統計で貿易収支が赤字に転じていたことから、事前予想(当社:6700 億円、コンセンサス:6054 億円)でも経常黒字の減少が見込まれていたが、減少幅が比較的小さかったのは、所得収支が1 兆1610 億円と前年比33.6%増加したためであった。所得収支は季節調整済みでみても、1 兆1223 億円と過去最高だった昨年12 月に続く高水準であった。

▼今日の株価予想/
 需給懸念も薄らぎ、押し目買い意欲が強まりそう

T&Cホールディングス(代表取締役兼CEO・田中茂樹氏)グループの投資情報会社トレーダーズ・アンド・カンパニー(代表取締役・野田和宏氏)は今朝、今日の株式相場の見通しについて、次のように予想した――。

今日の東京市場は、高値圏ながら底固い値動きになりそうだ。
先週の量的緩和策解除により金融政策面での不透明感が払拭されたことに加え、3月も半ばにさしかかり、決算対策の売りなど需給面への懸念も薄らいでいる。その一方で、ゼロ金利政策継続で、企業業績への見直しもあり、押し目買いの意欲は強まりそう。高値圏ながら底固い値動きが続きそうだ。

<中期では、まずは昨年来高値を目指す動き>

テクニカル面から見ると、日経平均株価は3日続伸。一昨日の高値16264円を突破し、3月7日安値15553円を底値とした短期の上昇トレンドが継続中。また、年初来安値15059円(1月18日)と昨年来高値16777円(2月6日)を2つの頂点としたトライア ングルを形成していたが、この上値抵抗線を完全に上回ってきた。

加えて、2月27日 高値16290円も終値で上回り、2月20日の安値15389円を底値とした中期的な上昇トレ ンドも見られる。そのため、中期ではまずは昨年来高値を目指す動きといえそうだ。なお、短期で見れば、直近の2月20日安値15389円~2月27日高値16290円まで上昇幅901円を、3月8日の安値15553円に加えた16454円が目標値となる。

一方、下値の節目は、昨日の安値16242円。ここを下回る形になると、昨日の高値16379円が短期上昇の天井となる可能性もあり注意が必要だろう。

話題の銘柄
鹿島建設(1812)/高増益率+割安=株価上昇の余地は大きい
建設業界を取り巻く環境が改善傾向にある。大手50社の受注動向は05年度に一旦減少する見通しだが、06年度以降は堅調に推移することが想定される。牽引役は景気拡大を背景とした民需の増加である。同社は、営業力・技術力・施工実績で評価は高く、民需の大型プロジェクトを受注する機会が多いため、民需拡大の恩恵を受けやすいと考えられる。建設事業においては、03年度までに着工した超高層ビルの施工実績№1の企業である。

建設事業以外の収益基盤として、開発事業(都市開発プロジェクトにデベロッパーとして参加)が順調に収益を拡大させている点は注目できよう。07年3月期以降は秋葉原や虎ノ門などの大型物件稼動する見通しである。

大和では2006年3月期連結営業利益555億円(EPS18.3円)、2007年3月期680億円(EPS31.1円)、2008年3月期750億円(EPS34.4円)を予想。「建設事業と開発事業の収益拡大により、06年3月期から08年3月期まで2ケタ営業増益が予想され、増益率の平均は大手ゼネコン4社の中で最も高い。また、同社の07年3月期予想PERは20倍程度であり、準大手ゼネコンを含めた8社平均のPER(約26倍)からは割安感が見られ、株価上昇の余地は大きいと考えられよう」と指摘。ウィークリーの紹介銘柄として取り上げている。

トレーダーズ・ウエブ: http://www.traders.co.jp/

▼ネット・インベスター/
    13日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク


ネット証券評議会は13日(月)夕刻、同日の同評議会参加5社(松井証券、イー・トレード証券、カブドットコム証券、楽天証券、オリックス証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。

13日(月)分の日次データは以下の通り――。

▼ドル円相場予想/ 
注目度高まるマネー動向=4月に向けドル円ロングの構築を


先週木曜日の金融政策決定会合において、
日銀は長年の悲願であった量的緩和政策の解除に踏み切った。

クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse First Boston:CSFB)は、他の主要中央銀行に遅れながら、やっと金利正常化への第一歩を踏み出したばかりであるとして、「今後利食いの売りなどをこなしながら、ドル/円はじりじりと上昇すると予想され、当社では引き続き向こう12ヶ月後のドル/円予想を125円と維持している」と語った。
こうした見通しの背景を、小笠原さんは次のようにコメントしている――。

▼ドル円予想/
「最低金利の円」と「最高金利のNZ」が売られる不可思議


アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

NYは時間を少し遅らせてドル円を買っていたが、以前ほど勢いはなかったね。
攻めているのに上がらないのか、攻める気がいまいちなのか、よくわからない動き。また、欧州がいなくなったらいろいろやりそうではある。

現在は、最低金利の円と最高金利のニュージーランドが売られている不可思議な状況。
と言うわけで、いつまでたってもNZ円が上がらない状況。ユーロは相変わらず強いのだか弱いのだかさっぱりわからない動き。ポンドが円より強いのはなかなか合点が行かない。なるほどあの国でタン麺が1600円もするはずである。日本のメーカーで欧州とイギリスで物づくりをしている会社は、ちとおかしい。特殊な事情でもあるならともかく、この円安ではコストの高い海外で生産するのは馬鹿げている。中国やベトナムなら理解するけどね。日本国内で生産して輸出した方が儲かるはずだ。円安の恩恵を受けられるはずだ。円高になったら海外で生産すれば宜しい。

(3月14日。火曜日。桜の待ち遠しい日。)

<堀内氏のプロフィール>
1974年スイス銀行入行、為替ディーラーとなる。79年同行東京支店資金課長、83ドイツBHF銀行東京支店資金部長。91年同行東京支店支店長。97年退職、株式会社アキ投資顧問を設立し、社長に就任。80年代には同社顧問で盟友の中山茂氏とともに東京外為市場を席巻した敏腕ディーラー。その活躍は、のちに小説『東京外為市場25時』(大下英治著)となり、TVドラマ「伝説のディーラー」となった。

▼ドル円予想/
 ユーロ堅調といっても、ポジション調整の範囲内


マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、為替相場について、こう語った――。

昨日は若干ドルが売られました。サンフランシスコ連銀のイエレン総裁が、利上げが行き過ぎることへの警戒が必要だ、というような内容の発言が多少効いたのかもしれません。また、ECB(欧州中銀)のトリシェ総裁は、またまた利上げをしそうなことを匂わせる発言をして、ユーロ堅調。といっても、結局ポジション調整の範囲内ですが・・・。

私はユーロドルのロングをもったまま、
1.2台に乗ってくれないかなとボーっとしています。

<今井氏のプロフィール>
1985年に三和銀行入行、87年よりディーリングの世界に入る。89年から5年間、シカゴにて通貨先物市場に傾倒し、多くの著名トレーダーと出会う。2004年3月までUFJ銀行・為替部門の統括次長兼チーフディーラー。同年4月に独立。心理学などを駆使した独自の手法で15年間1年もマイナスなく勝ちつづけた常勝トレーダー。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事を歴任。現在、マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOと、慶応大学グローバル・セキュリティ研究所・研究員も兼務。

▼今日の債券相場/
15年変国入札=無事終了なら、相場全体に安心感


日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

本日の想定レンジとコメント 
本日の債券相場見通し…15年変国入札に注目。下値不安を抱えつつも強含みもみ合い予想

Evening やLIFFE を見る限り、底打ち感はうかがわれる。15年変国入札の不透明感は強いが、水準感などからの押し目買い期待はある。無事に終了すれば、相場全体に安心感を与え、フラット化も一服しよう。下値不安を抱えつつも強含みもみ合いを見込む。(AM6:50、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物6月限) : 133円95銭~134円34銭

ゼロ金利政策解除の行方を再点検する
少なくとも、債券市場では量的緩和解除の評価は一変したと言って良い。

昨日、中期以降のイールド・カーブは大きくベア・フラット化した。解除直後、例えば、「中長期的な物価安定の理解」は政府がゼロ金利政策解除に反対する口実を与えるなどとの見方から、金融政策の不透明感が多少払拭されると見られていた。しかし、福井総裁は既に9日の会見で、「(ゼロ金利について)経済物価情勢に見合った金利水準というところから言うと、かなり離れた状況にあるのではないか」としている。特に、昨日のベア・スティープ化は、「ゼロ金利の過度な長期化期待が強まると需要刺激効果が強まりすぎる(時事)」など水野審議委員のタカ派発言が火に油を注いだ結果である。量的緩和時と違い、「時間軸」が弱まったため、「市場との対話」にこれまで以上に繊細な気配りが必要になるはずなのだが・・・。

ニュース・チェック

★午前の東京市場=株価は軟調、為替も小康状態
今日午前の東京株式市場は、日経平均 が終値で前日比+18.61円高の16,380.12円、またTOPIXも同+3.27高の1677.93、JASADAQ指数は同+0.18高の120.78となった。全銘柄中で値上がり率トップは大盛工業(東証2部:1844)で、同+26.66%上昇して76円。東証1部ではサクラダ(5917)で、同+10.13%上昇して163円となった。またドル円相場は、118.50円台で推移、ユーロ円は141.80円台で推移している。

★いちよし証券=東証・大証市場第1部指定の記念配当を実施へ
いちよし証券(8624)の株式は、平成18年3月1日付で、東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第1部銘柄
に指定された。 今回の第1部指定を記念し、平成19年3月期における1部指定記念配当について下記の方針を決定した。今期は設立55周年記念配当(1株当たり55円)を既に決定しており、1部指定記念配当として、(1)平成18年9月末の株主に対して中間配当時に1株当たり10円、(2)平成19年3月末の株主に対して期末配当時に1株当たり10円、の合計20円とする方針を決定。 http://www.ichiyoshi.co.jp/ir/ir/pdf/20060313_j.pdf

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

いちよし証券(8624)
  人事異動に関するお知らせ
http://www.ichiyoshi.co.jp/ir/ir/pdf/20060313_j_2.pdf

ソニー株式会社(6758)
  シリアルインターフェース回路や色調調整機能を内蔵した
デジタルスチルカメラ向け“システムオングラス” 液晶ディスプレイパネルを商品化
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200603/06-020/
 
本田技研工業株式会社(7267)
 “Honda、株式会社 丸順との取引関係を強化”を掲載しました。
 http://www.honda.co.jp/investors/stockholder/
 
株式会社サイバーエージェント(4751)
  国内最大級のメールマガジンポータルサイト「melma!」が「kizasi.jp」とサービス提携
今話題になっているキーワードからメールマガジン検索が可能に
http://melma.com/