ニュース・チェック
★午前の東京市場=米式上昇や円安を好感、ほぼ全面高の展開
今日午前の東京株式市場は、日経平均 が終値で前日比+173.14円高の16,653.23円、またTOPIXも同+16.13高の1710.37、JASADAQ指数は同+0.09高の131.00となった。全銘柄中で値上がり率トップは三平建設(JQ:1908)で、同+24.15%上昇して514000円。東証1部ではダイエー(8263)で、同+13.88%上昇して4100円となった。またドル円相場は米金利上昇を受けてドルが買われ、118.20円前後で推移、ユーロ円は142.70円台で推移している。
★テンプルトンAMのモビアス氏=05年、新興市場ファンドで40%のリターン
報道によると、新興市場株220億ドル(約2兆5960億円)相当を運用する投資信託大手テンプルトン・アセット・マネジメント。同社のマーク・モビアス氏が運用する「テンプルトン・エマージング・マーケッツ・インベストメント・トラスト」(運用資産18億7000万ドル)は、昨年のリターンがドル・ベースで40%に達した。私も以前、インタビューでお会いしたことがあるが、名刺(表裏)が英語と中国語になっていたのが印象に残っている。モビアス氏は、「これまでに学んだ投資の教訓の一つは、マサチューセッツ工科大学(MIT)での博士号取得後の約30年間に、香港やインドネシアで家から家へと行商した経験から得たものだ」と言う。
★カブドットコム証券=信用取引手数料の改定と「長期信用取引」の開始
カブドットコム証券株式会社(8703)は、3月1日(水)から信用取引の委託手数料(ワンウェイ手数料R)を、新規建て約定代金100万円以下は往復1,890円、200万円以下は往復2,415円、200万円超~10億円は往復2,940円に改定する(返済手数料はすべて無料)。また、2006年3月(予定)から、売建も行える返済期限を最大3年とする「長期信用取引」を開始。あわせて信用取引キャンペーンを実施する。 http://kabu.com/company/pressrelease/20060202_01.asp
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
ハートフォード生命保険株式会社
変額個人年金保険「アダージオV3」を提携金融機関6社で販売開始
http://www.hartfordlife.co.jp/index.html
ソニー株式会社(6758)
◆45ナノメートル世代のシステムLSIプロセス技術の共同開発について
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200602/06-0201/index.html
◆1月26日に行われました「2005年度第3四半期業績説明会」
の模様(リプレイ音声)をWEBサイトにて公開しております。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/info/presen/index.html
株式会社カカクコム(2371)
『価格.com』、「商品先物」カテゴリを新設
商品先物のオンライン取引サービスを会社ごとに比較
http://www.kakaku.com/commodity/
株式会社サイバーエージェント(4751)
サイバーエージェントが運営するブログサービス「Amebaブログ」
開設者数80万人を突破 http://blog.ameba.jp/
▼不可解な低金利/
資産取引の高まり=インフレ期待・長期金利上昇への「入口」
今回FRB議長を退任したグリーンスパン氏は、かつて米国が利上げを続ける中で、長期金利が低下する動きを“不可解”と評した。一時4%を下回った米国10年債利回りだが、さすがにこのところは4.6%近辺にまで上昇してきた。
東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo
Securities Co.,Ltd.)は、「それでも今日の債券市場は、グローバルに見るとやはり“不可解”な状況が続いている」として、次のように語った――。
<潤沢な流動性は、まず株・債券・不動産へと向かう>
主要国の株価が軒並み上昇し、原油価格はWTIがまた70ドルを窺うようになり、金価格も560ドルを超えた。それでも欧州やカナダ、オーストラリアなどの10年国債利回りは、引き続き右下がりのトレンドを維持している。
その中で日本や米国の債券市場が方向感を失った形になっていて、足元ではやや上昇の雰囲気が出ている。この先欧州やカナダ、オーストラリアなど、世界の債券市場が総じて堅調で、金利が右下がりにあるのは、世界に供給される流動性が依然として潤沢で、その割にモノやサービスの価格が安定していて、インフレ懸念が乏しいことがあげられる。中国やインドなどの新興国で供給力がついてきたこともあるが、潤沢な流動性は、いきなり財貨・サービスに向かうのではなく、通常は株や債券、不動産など資産取引の高まりが先行する。
そこで「資産効果」を享受した人々が、次第にモノやサービスの消費にお金を振り向けるようになり、そこでの需給がタイトになり、インフレ期待が次第に醸成される。これが長期金利上昇へとつながる。
80年代のバブル当時にも見られたが、資産取引の高まりから、モノやサービスの価格上昇、金利上昇に至るまでにはかなりの時間がかかる。日本では86年ごろから資産取引が高まるが、消費者物価は88年ごろまで安定し、従って名目成長率が7%を超えるようになっても長期金利は5%以下の低い水準で安定していた。インフレ期待が出て長期金利がはっきり上昇するようになったのは89年になってからだ。
▼株価市場ウオッチ/
16470-480円=抵抗線から支持線に転じた典型的パターン
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は今朝、株式相場について、「不思議なもので、昨日の日経225株式は16470-480円のところでしっかり下げ止まりました」として、次のように語った。
このレベルは上がっていくとき、ずっと抜けなかったレベルで、昨日、円安とアメリカの株式が上がったことで、多分今日はかなり上離れて始まるはずです。「レジスタンス(抵抗線)」が一度抜けると「サポート(支持線)」になる典型的なパターンです。どの相場も同じですね。今日の、株楽しみにしておきましょう。
為替ですが、さすがにここらドルをがんがん買っていくのは勇気があります。
東京市場は動きにくいでしょうね。
▼世界株式市場/
2006年の大きなリスクは、原油・米国債・為替の3市場
大和総研・投資戦略部シニアストラテジストの成瀬順也さん(Daiwa Institute of Research Ltd.:DIR)は30日、「世界の株式市場にとって、2006年に大きなリスク材料となり得るのは、経済ファンダメンタルズよりも、各種金融市場の値動きだろう。当然のリスク材料である原油高を除けば、米国債と為替動向に注意したい。」と語った。
その上で、次のようなリスクシナリオを示した――。
<米国=最大のリスクシナリオは、米国債安×米ドル安のスパイラル>
米国ではグリーンスパンFRB議長の退任。2月1日にはバーナンキ新議長が就任したが、2004年6月から続く利上げの打ち止め時期と重なり、いかにもタイミングが悪い。2月15日の議会証言、3月28日のFOMCなどでは、ハト派的に受け止められれば長期金利の急騰、タカ派的に受け止められれば株価の急落リスクがある。今年は対ユーロ、対円で緩やかなドル安を想定している。米国企業のレパトリ終了、金利差縮小、米財政赤字の再拡大などが要因である。債券安とドル安が相まって、米国からの資本流出懸念が高まり、スパイラル的に売られるケースが最大のリスクシナリオだろう。
また、2006年は米国で中間選挙の年。しかも政権2期目の中間選挙である。大統領を巻き込んだ共和党vs 民主党の対決色は薄く、個々の選挙区における議員同士の戦いとなりがちである。選挙対策で、連邦予算も地元への誘導が最優先。ファンダメンタルズ的には、景気が減速しても、財政面からの対策を期待できない点がリスクになり得る。
▼ネット・インベスター/
1日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は1日(水)夕刻、同日の同評議会参加4社(松井証券・イー・トレード証券・カブドットコム証券・楽天証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
1日(水)分の日次データは以下の通り――。
▼ドル円予想/
狭いレンジのなか、NY勢の円売りだけは収まらず
アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
欧州通貨。うーむ。これはひどい相場だ。やはり材料不足なんだね。だからFOMCでもその時だけで、動きが継続されない。結局、元に戻っただけ。
ドル円も昼間と夜と価格帯が異なっただけで狭いレンジから脱却できず。さすがのNYもあまりやる気がないようだ。欧州がいなくなったら仕掛けるかも知れないが。ただNY勢の円売りだけは収まらないようである。為替取引が一般投資家に広く認知されてきていて、取引量も膨張しているみたいなことが書かれているが、ほんまかいな? 株や商品の方が面白いのでは?
(2月2日。木曜日。子供の頃の寒さと思った日。)
▼今日の債券相場/
10年債入札+武藤日銀副総裁の会見が材料視へ
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント
本日の債券相場見通し…注目は10年債入札と武藤会見。前場軟調、後場戻り歩調と予想
注目は10年国債入札。1.5%クーポンでリオープンの可能性が高いが、投資家、業者双方の需要から良好との見方が大勢。昨日も指摘の通り、目先、入札のエアポケットに入るため需給改善に期待できる。武藤日銀副総裁の会見も材料視されている。ただ、今後の金融政策に関し、大きな手掛かりを示すとは考え難い。前場は入札の最終準備に米債安を受けて、相場軟調と予想する。ただ、後場は基本的に戻り歩調と見る。また、超長期債の強さが続くかにも注目。(AM6:38、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物3月限) : 136円67銭 ~ 136円95銭
長期金利低位安定の構図…【1stステップ】日銀は政策金利引き上げが難しい状況
(1) 今後、掲題「長期金利低位安定の構図」を続けて解説するつもりである。
なお、今日の解説が昨日の本レポートと多少重なる部分がある点はお許しいただきたい。
1月27 日、1月東京都区部・12 月全国消費者物価指数が発表された。
後者の除く生鮮食品前年比は0.1%増となり、3カ月連続でゼロ%以上となった。下図が示すように、今後、1~3月は0.3%程度の増加で推移する可能性が高い。しかし、その増加は概ね石油製品価格の上昇で説明できる。その結果、やはり下図からうかがわれるように、夏以降は再びマイナスに転落する公算がある。

