ニュース・チェック
★今日のポイント=海外勢の円キャリートレード縮小に注意を!
日本のゼロ金利を使って、海外勢が世界の商品・株式市場などで活発に運用してきた円のキャリートレードだが、アキ投資顧問の堀内さん(P7参照)によると、「海外筋は円のキャリートレード縮小を推奨するところが増えてきた」と言う。日銀による量的緩和など政策変更を先取りした動きかもしれない。東海東京証券の斎藤さん(P6参照)は、「円キャリーが大きくなれば、それだけ将来買い戻しをしなければならない円が大きくなる」として、円の急騰を示唆している。海外勢の動きによっては、日本のマーケットにも大きな影響が出るだけに、ご注意を!いぜいがo ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★午前の東京市場=株価は反発も、新興市場は出遅れ
今日午前の東京株式市場は、日経平均 が終値で前日比+111.28円高の16,044.11円、またTOPIXも同+5.18高の1629.46、JASADAQ指数は同-0.88高の119.96となった。全銘柄中で値上がり率トップはレイ(JQ:4317)で、同+19.96%上昇して601円。東証1部では東洋精糖(2107)で、同+11.05%上昇して211円となった。またドル円相場は、117.80円台で推移、ユーロ円は140.00円前後で推移している。
★大阪証券取引所=「100億円超のシステム投資計画」報道を否定
株式会社大阪証券取引所(8697)は昨日15日、「一部報道について」として、システム投資に関する報道について、次のようなコメントで否定した。「一部報道において当所が2006年度以降の3年間で100億円超のシステム投資を計画している等,当所のシステム増強に関する報道がありましたが,本日現在で投資金額等について決定した事実はございません。」 http://www.ose.or.jp/profile/pr_irpr.html
★注目企業=IR情報+ニュースリリース
大和証券グループ本社(8601)
◆グッドウィル・グループ株式会社2009年満期円貨建転換社債型新株予約権付社債の受渡し完了に関するお知らせ
◆大和証券エスエムビーシー株式会社、誤発注の再発防止に向けた改善策について
"http://www.daiwa.jp/CACHE/japanese/press.cfm
株式会社ディー・エヌ・エー(2434)
2/15株式会社ディー・エヌ・エーと株式会社千趣会による合弁会社設立に関する正式契約締結
http://www.dena.ne.jp/ir/
株式会社サイバーエージェント(4751)
「Ameba」が大幅にリニューアルし、さらに使いやすく
新サービス「パーソナル・スタートページ」の提供を開始
http://www.ameba.jp/
▼投資運用の醍醐味/
預貯金では味わえない醍醐味・充実感が、そこにある!
さわかみ投信・社長の澤上篤人さん(Atsuto Sawakami/President, Sawakami Asset Management Inc.)は、最近の株価下落と個人生活者による投資運用の傾向について、全国各地で見聞した感触を次のように語った――。
<根強い「運用しなければ」の気運>
全国各地で盛り上がってきている「運用しなければ」の気運は根強いものがある。
株価下落で冷や水を浴びせられたどころか、「もっと地道で本格的な長期投資を勉強しなければ」の声が高まるばかり。雨降って地固まるではないが、浮っついた投機熱が吹き飛ばされる毎に、本格的な長期運用への意識が高まっていく。良い傾向である。
これまで個人資金は預貯金を通して間接的に産業育成や経済建設に貢献してきた。これからは投資運用することで、自分の意思と判断を直接に経済の現場へ投入していくことになる。生活者それぞれが願う「こんな社会にしてみたい」「こんな経済になってもらいたい」という夢の実現に向け、自分も頑張るし、自分のお金にも働いてもらうわけだ。
<「どんな価値観でビジネスを展開しているか」に、徹底的にこだわる>
そして、資金を投入する先の企業が「どんな価値観でビジネスを展開しているか」に、徹底的にこだわるわけだ。たとえば、地球環境や人間らしい生活を重視する個人個人が、同じような価値観を追求していると思える企業に、自分の資金を流し込めばどうなるだろう。その企業の売上げ増加に貢献することができるし、株価も上がりやすくなる。
こうして、自分の価値観を、自分の意思と判断で自由自在に追求できる、それが投資運用である。預貯金では味わえない醍醐味であり、充実感でもある。
▼ネット・インベスター/
15日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク
ネット証券評議会は15日(水)夕刻、同日の同評議会参加4社(松井証券・イー・トレード証券・カブドットコム証券・楽天証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
15日(水)分の日次データは以下の通り――。
●東証IPO銘柄
▼テンプスタッフ株式会社(2476)
"http://www.tse.or.jp/listing/new/200603/3tempstaff.html
当社は、1973年の創業以来、「雇用の創造、人々の成長、社会貢献」を企業理念に掲げ、人材派遣・請負、人材紹介、アウトソーシング、再就職支援、教育・研修などを手掛ける総合人材サービス企業です。国内外に幅広いネットワークを持ち、市場ニーズを捉える先見性とスピーディーな経営体制により、職種・業界に特化した専門事業部やグループ会社制を導入し、幅広い人材ニーズに対応しています。また、専門職の人材育成にも注力し、付加価値の高い人材提供を実現しています。加えて、米大手人材派遣会社との提携やアジア各地での地域展開を進め、全世界をカバーするグローバル総合人材サービスを目指しております。少子高齢化による雇用の課題を解決し、より活力のある社会を形成すべく、あらゆる人々の雇用創造に寄与してまいります。
同社ホームページ http://www.tempstaff.co.jp/
▼比較.com株式会社(2477)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200603/3hikakudoto.html
当社は、総合比較サイト『比較.com』の運営及びロボット型比較検索エンジンの開発を行っております。「氾濫する情報の交通整理を中立的な立場から行い、消費者の生活に指針を提供することで、社会への貢献を果たす」ことを目的として、旅行商品や自動車をはじめ、引越し、証券会社、通信料金、保険商品など42のカテゴリー(平成18年1月31日現在)の商品・サービスをユーザーの視点に立って情報を整理し、ニーズにあった比較検索サービスを提供しております。今後も取り扱いカテゴリーの拡充とコンテンツの充実を図り、全ての消費者の比較の「軸」となるサイト作りを目指してまいります。
同社ホームページ http://www.hikaku.com/
▼ビ・ライフ投資法人 投資証券(8984)
http://www.tse.or.jp/cash/reit/meigara.html
本投資法人は、「暮らしと住まい」に着目し、主たる用途を居住施設 (賃貸住宅)及び商業施設とする不動産を投資対象として、中長期にわたる安定的な収益の確保を目標とする複合型の不動産投資信託(J-REIT)です。居住施設や商業施設の中でも入居者や消費者に訴求力のある、現代の生活者のニーズに応える物件を、地域、建物の品質、設備などに関する厳格で透明性の高い投資基準を用いて選択していくことにより、ポートフォリオの着実な成長と投資主利益の最大化を目指します。
▼ドル円予想/
「ジワジワの円安」と「一気の円高」の構造を解く
東海東京証券・チーフエコノミストの斎藤満さん(Mitsuru Saito/Chief Economist, Tokai Tokyo
Securities Co.,Ltd.)は、「このところの円相場は、ジワジワと円安が進むかと思えば、一気に円高となる動きを繰り返している」。
<米経常赤字vs.日米金利差拡大vs. 日銀の政策修正思惑>
米国の利上げ打ち止め感が後退し、むしろFF金利が5%にのせるのではないか、との思惑が強まり、再び市場が金利差相場に傾くようになったことが「ジワジワ円安」を復活させている。経常黒字から発生するドル売りを、日米金利差拡大という金融面からのドル買いがカバーする形だが、こうした状況での為替は、とかくじわじわとゆっくり円安が進む。反面、そこに日銀の政策修正思惑などが出て金利差相場に不安が出ると、ある時突然円が急騰する形が生じる。
これは、経常黒字による為替取引と、金融面からの誘因で生じる為替取引とでは、
その性格が大きく異なることが原因となっている。
▼ドル円予想/
新FRB議長=何を語ろうと格好の材料にされる
アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。
日本と欧州が全く動かず、で居眠り12時間以上。
それでNYで、えええ、そんなとこまで売っちゃうの?という116.76円。その後は、えええ、そんなとこまで買っちゃうの? という118.12円。これはひどい往来相場だ。ロングは抹殺され、ショートも抹殺された格好。売っている連中と買っている連中の顔が同じじゃないかと思ったね。これで我々が知ったことは、今度の新議長が何を語ろうと格好の材料にされると言うことだ。
<海外筋=円のキャリートレード縮小を推奨するところが増えてきた>
ところで、最近、海外筋は円のキャリートレード縮小を推奨するところが増えてきたね。まあ、要は何でも値段と相談って事で、昨年のようにそれ行けドンドンに注意って事だ。
ついでにユーロ。どうしようもないね、この通貨。上も下も後続が無い。情報もめっきり減って陰の局的。こいつが動かないと本物の大相場は到来しないと思うね。
(2月16日。木曜日。三寒四温と思う日。)
▼ドル円予想/
バーナンキFRB議長証言の前後で、1円程の乱高下
『フォレックス・ディーラー物語』(http://www.d4.dion.ne.jp/~smatt/)の松田哲さん(Satoshi Matsuda )は為替相場の見通しについて、概ね次のようにコメントした――。
【ドル金利追加引き上げの可能性を示唆】
---バーナンキFRB議長の議会証言は予想通り---
FRB(米国連邦準備制度理事会)のバーナンキ新議長の、初めての議会証言は、事前に予想されていた通りの内容で、無難に初日を終えた。
結論として、同氏は、議会証言で追加利上げの可能性を示唆した。
この証言を踏まえて、3月27日、28日に開催されるFOMC(Federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)で、ドル金利の追加利上げを予想する向きが大勢を占めている。
そして、その予想通りに、ドル金利は、また、引き上げられることになろう(と、個人的には見ている)。
バーナンキFRB議長が、事前予想通りに、追加利上げの可能性を示唆したことを材料に、最終的に、この日のニューヨーク市場で、ドルは、堅調に推移した。
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バーナンキ氏の議会証言の前に、思惑(おもわく)から、ドルが売られ、ドル/円(USD/JPY)で、[117.00]を割り込み、116円台後半(116.75-85レベル)を示現する局面もあった。
議会証言にマーケットの注目が移ると、ドルは急反発。
116円台後半(116.75-85レベル)から、118円台に乗せるレベルまで、軽く1円半程度、急騰した。
ユーロ/ドル(EUR/USD)も同じような展開。
議会証言の前に、1.19台ミドル程度に「ユーロ買いドル売り」が進み、同氏の発言で、1.18台後半に下落した。
---同氏の発言で、「ユーロ売りドル買い」が出た。---
▼ドル円予想/
当面、116-119円のボックス入りで動くと予想
マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、昨日から今日にかけての為替相場の動きについて、次のようにコメントした――。
昨日は、まず、イギリスから始まりました。
四半期のインフレレポートが出たが、これで物価見通しを上方修正していたので、昨日まであった、利下げ期待が一気にしぼんで、ポンドが上昇。
次はアメリカ。
12月の対米証券投資が事前予想を大幅に下回ったのに加え、1月の鉱工業生産が予想より少し悪かったので、ドルが下落。 その後、バーナンキFRB議長が、インフレの抑制を重視するという発言でドルを買いもどす。
私は、このような相場を「シーソー相場」と呼んでいます。
こういうときは何か材料を見つければ、相場を動かしたがる連中がいるため、たいした材料ではないのに、すぐ反応して上がったり、下がったりする。為替相場ではよくある展開です。まず、レンジと思っておくのが無難だと思います。ドル円は116-119円のボックス入りで、当面動きそう....。
▼今日の長期金利/
軟調・中短期と堅調・超長期の狭間でもみ合いか
三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。
【予想レンジ】
・ 長期金利(#275) 1.550%~1.585%
・ 債券先物(3月限) 135.80円~136.15円
【見通し】
本日の長期金利は、軟調な中短期債と堅調な超長期債との狭間でもみ合いそうだ。方向感、水準感ともに定まりにくい。注目されたバーナンキ米FRB議長の議会証言の影響については、発言内容に特にサプライズはなく、米長期金利も落ち着いていたため、限られよう。ただ、米株式相場が安心感から続伸したので、日経平均株価も反発に転じれば、金利低下余地が抑えられそうだ。一方、西村清彦日銀審議委員の発言の影響は乏しいだろう。
債券先物チャート
3月限の日足は、下影陰線。上値・下値ともに切り下げた。
【チャート・ポイント】
141.32円:2005 年中のザラバ最高値(6 月8 日)
138.56円:1 月18日のザラバ高値
138.48円:2005 年11 月25 日のザラバ高値
137.41円:雲上辺(本日)
137.29円:マド埋め(1月26日のザラバ安値)
137.20円:雲下辺(本日)
137.11円:基準線
136.21円:転換線
≪136.18円:昨日のLIFFE3 月限終値≫
<136.15円:本日の3 月限予想レンジ上限>
136.08円:5 日移動平均
≪135.98円:昨日の東証3 月限終値,前日比+0.11円≫
<135.80円:本日の3 月限予想レンジ下限>
135.65円:2月15日のザラバ安値
133.26円:2004 年中のザラバ最安値(6 月23 日)
(チーフ債券ストラテジスト 石井 純さん7:45a.m.)
▼今日の債券相場/
超長期ゾーン次第の感は強いが、上伸後もみ合いへ
日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。
本日の想定レンジとコメント
本日の債券相場見通し…超長期次第だが、上伸後、もみ合いを予想
バーナンキ新FRB 議長の議会証言を受けて、米市場は若干の株高債券安となった。ただ、この程度なら円債市場への影響は小さいだろう。昨日はイールド・カーブがツイスト、今後も、基本的にフラット化傾向は変わるまい。量的緩和解除前後に、5年国債利回りは1.15%に達する可能性ありだが、その際、10年が1.75%にタッチする蓋然性は低くなった。しかし、目処としていた10-5年の50bp、20-10 年の40bp が目前に迫っている。ここからは一旦の達成感を伴い、フラット化の修正も入りやすいことには要注意。今日も長期債相場は超長期ゾーン次第の感は強いが、昨日のEvening&LIFFE の地合いを引き継ぎ、上伸後、もみ合いの展開を見込む。(AM6:38、佐野さん)
本日の筆者の想定レンジ(長国先物3月限) : 135円98銭 ~ 136円35銭

