12月国内企業物価・11月経常黒字・ネット・インベスター・ネット・インベスター/(株)クスリのアオキ(3398)/(株)クスリのアオキ(3398)ほか

■対中貿易赤字/
 中国製造業の高度化=日本の成長を中期的に抑制?

UBS証券会社・経済調査部チ-フエコノミストの白川浩道さん(Hiromichi Shirakawa/ Chief Economist, UBS ecurities Japan Ltd.)は「対中貿易赤字は拡大を持続する見込み」として、概略、次のようにコメントした――。

中国は、近年、PC、ICなど、より付加価値の高い製品の輸出を拡大しており、その結果、貿易相手国との不均衡が悪化の一途をたどっている。日本もその例外ではない。実際、日本の対中貿易収支は、対中輸出の鈍化と対中輸入の高い伸びを受けて、悪化傾向。2001年の日本の総輸入に占める対中シェアは16.6%だが、2005年には20%を超える見込みである。


<日本政府の元切り上げ要求、加速する可能性も>

日本の製造業の中国生産シフトが対中輸入増加の主因であると考える。
ハイテク製品の対中輸出シェアが低下傾向にあるのに対し、同製品の中国からの輸入シェアは緩やかな上昇傾向(特に2004年)にある。コンピュータ関連部品及び半導体等電子部品の全輸入におけるウェートの高まり(緩やかではあるが)が、輸入増加トレンドの推進力となっている。

対中輸入の拡大が趨勢的なものであることから、日本の対中貿易不均衡は拡大を続ける公算が高い。中国製造業の高度化は、日本の経済成長を中期的に抑制する可能性が高く、日本政府の元切り上げ要求が加速する可能性もあるだろう。

▼12月国内企業物価/
  徐々に消費者物価へ転嫁できる状況になりつつある

クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部(Credit Suisse First Boston:CSFB)は昨日、日銀が発表した12月の国内企業物価指数について、おおよそ次のようにコメントした――。

日銀が発表した12 月の国内企業物価指数は前年比2.2%上昇と、ほぼ事前予想(2.1%)どおりであった。国内企業物価の前年比は、昨年1-3 月期に1.3%上昇と2004 年10-12 月期の2.0%から一時鈍化したものの、その後4-6 月期の1.7%、7-9 月期の1.6%、そして10-12 月期の2.1%と拡大している。ただし、3ヶ月前比で見ると、9 月に1.0%上昇した後、10月に0.7%、11 月および12 月に各0.5%と上昇ペースは鈍化しており、企業物価指数は加速的に上昇しているというよりは、緩やかに上昇トレンドを辿っていると言えよう。前月比(原数値)では0.2%上昇と11 月の横ばいからやや加速した。

項目別では、非鉄金属(前月比+4.3%)と農林水産物(同+3.0%)の上昇がそれぞれ0.1%ポイントずつ寄与した。また、11 月に前月比0.5%下落していた石油・石炭製品は同0.3%上昇した。夏場以降軟化していた原油価格が、再び上昇していることや、厳冬の影響で灯油価格の値上がりが指摘されており、1 月にはさらに上昇している可能性が高い。

▼11月経常黒字/
 黒字額は、再び拡大トレンドを辿り始めた?

クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部(Credit Suisse First Boston:CSFB)は昨日、財務省が発表した11月の国際収支によると、輸出の回復で経常黒字額は再び増加基調している。これに関するコメントは次の通り――。

16日に発表された財務省の11月の国際収支によると、経常黒字は1 兆4182 億円となり、前年比15.1%増、3ヶ月連続で黒字幅は拡大した。貿易・サービス収支が、貿易黒字(前年比0.3%増)の増加とサービス収支の赤字額の縮小(2132 億円→1599 億円)により5437億円と前年比11.4%増加したことや、所得収支が9267 億円と前年比11.2%増加したことが寄与した。

▼ネット・インベスター/
    16日の売買人気15銘柄中トップ:売り、買いともに=ソフトバンク

ネット証券評議会は16日(月)夕刻、同日の同評議会参加4社(松井証券・イー・トレード証券・カブドットコム証券・楽天証券)合計の「売買代金上位15銘柄」を公表した。
16日(月)分の日次データは以下の通り――。

●東証IPO銘柄 

▼(株)クスリのアオキ(3398)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200602/2kusurinoaoki.html

当社は「健康と美と衛生を通じて社会から期待される企業作りを目指すこと」との経営理念に基づいて、医薬品や化粧品を核商品としながら、生活者の利便性も重視して日用雑貨、食品、小物衣料を加えた品揃えのあるドラッグストア事業を行っております。当社は主に北陸3県を中心にドミナント基盤の強化を図っております。またセルフメディケーション(自己治療)と医薬分業の受け皿として地域に密着した「かかりつけ薬局」を目指して調剤薬局も展開いたしております。
同社ホームページ http://www.kusuri-aoki.co.jp/

▼(株)クスリのアオキ(3398)
http://www.tse.or.jp/listing/new/200602/2eseikatsu.html

当社は、当社が構築し保有するネットワーク及びシステム基盤上で、主に不動産業を営む企業向けにIP技術に立脚したシステム・アプリケーション及びデータベース・アプリケーションを開発・提供することを主としたASPソリューション事業を行っております。現在、主力サービスである不動産物件情報更新管理システムのASP形態での提供を軸に、不動産業界における企業のITニーズに応えるシステム・ソリューションを提供しております。今後も不動産業界に特化したASPソリューション事業を展開させ、お客様に満足していただけるサービスの提供に注力していきます。
同社ホームページ http://www.e-seikatsu.info/

▼ドル円相場/ 
年末にかけ、本格的なターニング・ポイント到来か?

クレディ・スイス・ファ-スト・ボストン証券会社、経済調査部ストラテジストの小笠原悟さん(Satoru Ogasawara/Strategist, Credit Suisse First Boston:CSFB)は、中期的な為替相場のテーマが見つからない中、当面、足下のニュースが相場を左右しそうだとして、こう続ける。

「そうした状況下、最近経常黒字が再び増加し始めた。ヒストリカルに見ると、経常黒字の対GDP比率とドル/円との間にはタイム・ラグを伴って、逆相関の関係がうかがわれる。最近ではそのラグが短期化しているかもしれず、ドル/円相場は年末にかけて本格的なターニング・ポイントがやってくる可能性があることを示唆している。」

<100円台下回る、急激なドル安円高に進む可能性は小さい>

ただ、1ドル=100円台を下回るような急激なドル安円高に進む可能性は小さいとして、次のようにコメントした--。

▼ドル円予想/
  今度は115円50銭が、突破されるか否か注目

アキ投資顧問・社長の堀内昭利さん(Akitoshi Horiuchi/ President, AKI Investment Advisor)は今朝、為替相場について概ね次のようにコメントした――。

月曜のドル円は、上がるなら上がるで早く上げればいいのに、モタモタしやがってという感じ。
これで当面は113円41銭はアンパイのようだから、今度は115円50銭が突破されるのかどうか注目だと思う。

欧州通貨が軟調気配であるが、不可思議にも思えない。当面あっちに行ったり、そっちに行ったりするだろうが、ユーロ本格反騰はまだ先だと思う。金の驀進が止まらない。かつての原油を彷彿させる動きだ。あまり短期間に突っ込んでいくと又ガラが到来するやも知れぬ・・・。

(1月17日。火曜日。雪どけと思う日。)


▼ドル円予想/
  レンジの中、クロス円で少しずつ円安が進む

マットキャピタルマネジメント代表取締役CEOの今井雅人さん(Masato Imai/ President CEO, Matt Capital Management)は、「為替相場が予想通り、レンジ入りした」とした上で、次のように語った――。


ドル相場はレンジの中、クロス円ですこしずつ円安が進む、こんな感じでしょう。
大体予想通りです、NZ円でも買っておけばよかったですね。


▼今日の長期金利/
 1.40%台後半で、持続的上昇の理由は少ない

日興シティグル-プ証券会社・債券本部チ-フストラテジストの佐野一彦さん(Kazuhiko Sano/ Chief Strategist, Nikko Citigroup Ltd.)は今朝、債券相場(長期金利)予想について、概ね次のようにコメントした――。

海外勢の動向に関し…ヘッジ円債投資

4日の本レポートでは、海外勢の円債投資動向に関し、以下のように言及した。

「世界的なイールド・カーブのフラット化傾向には需給面の背景も作用している。(思惑も含め)年金制度改革などを通じた確定利付き超長期債の需要増大が主因に挙げられる。そして、それはJGB のカーブのスティープさに注目した海外勢のアセット・スワップ・ベースの買いを一段と喚起する要因になり得る。」

実際、国債投資家別売買高(日本証券業協会)では、海外勢の超長期国債の買い越しが目立っている。さて、図表1はドル建で見た各国債のロールダウン効果(1年)を比較したものである。円債を例にもう少し具体的に説明しよう。「(海外)投資家が手持ちのドルをスポット市場で円に替える。その資金でJGB を買う一方、1年後のドル先物の買建を持つ。イールド・カーブは不変として1年間の収益率を計算する。」このドル建のJGB 投資(ヘッジ円債投資)は、ロールダウン効果とドル・ディスカウント効果により、10 年ゾーンで7%前後、20 年ゾーンでは7%台後半の高い期待リターンを示す(計算など分析は勝、以下同様)。

もちろん、利回り水準が上がれば、JGB の優位性は失われることになる。そこで、ロールダウンに関し、ブレイク・イーブンを計算してみよう。10 年ゾーンの場合25bp、20 年ゾーンでは18.5bp、イールド・カーブが上方にパラレルシフトすると米国債と期待リターンが同等となる。図表2は2004 年6月以来の日米10 年国債利回りスプレッド推移である。これを見る限り、JGB10 年の25bp 利回り上昇(=日米スプレッドの25bp 縮小)の可能性は高くなく、25bp はかなり大きなクッションと言えよう。

▼今日の長期金利/
  もみ合い継続ながらも、弱含み推移となりそう

三菱UFJ 証券・金融市場戦略部チ-フ債券ストラテジストの石井純さん(Jun Ishii/ Chief Fixed Income Strategist, Mitsubishi UFJ Securities Co.,Ltd.)は今朝、長期金利(債券相場)予想しについて、概ね次のようにコメントした――。
本日の予想レンジとコメント

【予想レンジ】

・ 長期金利(#275) 1.425%~1.460%

・ 債券先物(3月限) 137.70円~138.25円

【見通し】

本日の長期金利は、もみ合い継続ながらも弱含み推移となりそうだ。昨晩報道されたライブドア関連のニュースが、本邦株式市場にどれだけのインパクトを与えるかが注目される。昨年12月、外国人投資家がクリスマス休暇入りした後に株高を牽引したのは個人投資家だった。今回のニュースが、そうした個人投資家の(特に新興市場における)株式熱を冷ますことになるのか、それとも影響は一過性・限定的なものに留まるのかが注目される。なお、本日の5年債入札は、3月期末に向けた国債残高積み上げニーズもあり、無難な結果が予想されそうだ。

債券先物チャート

3 月限の日足は上影陰線・コマ風。「138円」が上値抵抗ラインになっている。

【チャート・ポイント】

141.32円:2005 年中のザラバ最高値(6 月8 日)

138.91円:マド埋め(2005 年9 月22 日のザラバ安値)

138.53円:マド埋め(2005 年9 月27 日のザラバ安値)

138.48円:2005 年11 月25 日のザラバ高値

138.30円:1 月10 日のザラバ高値

<138.25円:本日の3 月限予想レンジ上限>

≪137.92円:昨日のLIFFE3 月限終値≫

137.88円:5 日移動平均

≪137.80円:昨日の東証3 月限終値,前日比▲0.07円≫

<137.70円:本日の3 月限予想レンジ下限>

137.51円:雲上辺(本日)

137.64円:転換線

137.49円:雲下辺(本日)

137.28円:基準線

136.25円:2005 年12 月12 日のザラバ安値

135.92円:2005 年11 月4 日のザラ場安値

133.26円:2004 年中のザラバ最安値(6 月23 日)

(チーフ債券ストラテジスト 石井 純さん)

ニュース・チェック

★午前の東京市場=相場の底堅さを証明した「ライブドア・ショック」

今日午前の東京株式市場は、朝方、ライブドア・ショックを受けて大きく下げたが、徐々に持ち直し、日経平均 は終値で前日比+54.77円高の16,322.80円、またTOPIXも同+7.05高の1677.20と上げに転じ、改めて相場の底堅さを立証する結果となった。いわば“怪我の功名”か? JASADAQ指数は-22.04安の140.77となった。TV露出が過度に多い経営者は・・・というジンクスも証明された格好。またドル円相場はややドルが戻し、115.00円前後で推移、ユーロ円は139.20円前後で推移している。

★今日のメインイベント=午後は、フューザー小島社長の証人喚問に注目

株式市場は前場でライブドア・ショックを乗り越えたことで、午後は今日のメインイベントである耐震偽装問題と自民党など政界との癒着に関する、フューザー小島社長の証人喚問に移る。こちらの問題は日本全体に多大な影響を与えるので、ほかの些事に耳目を奪われないよう注意が肝要だろう。

★注目企業=IR情報+ニュースリリース

株式会社大阪証券取引所(8697)
  01/16 新売買システム(ヘラクレス)稼働日の決定について http://www.ose.or.jp/profile/pr_irpr.html

ハートフォード生命保険株式会社
  変額個人年金保険「アダージオV3」を北陸銀行で販売開始
 今回の北陸銀行での取扱開始により、「アダージオV3」の販売会社は25社となります。 http://www.hartfordlife.co.jp/index.html

松下電器産業株式会社(6752)

  □「オキシライド乾電池で有人飛行機を飛ばそう!」プロジェクトをスタート
  http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2478/425
  □オキシライド乾電池、アルカリ乾電池を発売
  http://ccml.panasonic.co.jp/v31/f/?p=1000000501/ac02/2479/425

株式会社ディー・エヌ・エー(2434)

  1/16 KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社との
「au Shopping Mall」に関する協業のお知らせ
http://www.dena.ne.jp/ir/